NANA WATANABEの魅力
2025-08-13 10:51:31

刺繍と折り紙が生み出すアートジュエリー NANA WATANABEの魅力

NANA WATANABEのアートジュエリーが国際デザイン賞を受賞



美しさと独自のデザインを融合させたジュエリー作品で知られる渡辺奈菜が、イタリアで開催された„A' Design Award & Competition 2025”において、ジュエリーデザイン部門のブロンズ賞を獲得しました。この受賞は、彼女が手がける刺繍による立体的なピアス・イヤリング「Shrimps」の美しさが評価された結果です。

受賞作品「Shrimps」の魅力



「Shrimps」は、海の生き物であるエビをモチーフにした作品で、柔らかいオーガンジー生地に施された精密な刺繍が使われています。さらに、折り紙の技術を駆使し、立体的な造形を作り上げました。特に注目すべきは、透明感のある「卵」のデザインで、軽やかな構造が特徴です。これにより、着用時には独自の存在感を放つとともに、まるで空気を持っているかのような軽さが実現されています。

制作には3ヶ月を要し、手描きのスケッチから始まり、デジタル刺繍データの作成、染色、熱カット、接着、手縫いといった多くの工程を経て完成。特に、グラデーション染めに用いたレーヨンの糸は、生命の躍動感を見事に表現しています。

ブランド「NANAWATANABE」の背景



渡辺のブランドは、2017年に機械刺繍を用いたアクセサリーブランド“ARRO”としてスタートし、2024年には自身の本名を冠した“NANA WATANABE”に改名しました。ブランドのテーマは“架空の楽園”。自然の色彩や形状からインスピレーションを受けており、それを刺繍デザインとして具現化しています。

NANA WATANABEは、高価な金属や宝石に頼ることなく、リサイクル素材を使用したエシカルな手法を取り入れています。そのため、作品は美しさと軽やかさを兼ね備え、身につけることで心を豊かにし、笑顔を運んでくれる存在となります。

環境意識と美的感覚



渡辺は、近年のジュエリー制作において環境への配慮を強化しています。日本の美意識からくる色使いや繊細なデザインにも取り組み、アートとファッション、さらにはサステナビリティを融合させることに挑戦しています。そして、彼女のジュエリーはそのアプローチによって国際的にも広がり、多くの人々の注目を集めています。

デザイナー渡辺奈菜について



渡辺は、元ISSEY MIYAKEのデザインチームに所属していた経歴を持ち、現在は神奈川県藤沢市を拠点に活動しています。刺繍という平面を用いた彫刻的なジュエリーを生み出す彼女のスタイルは、国際的な展示会やミュージアムでも評価されています。

A' Design Awardとは



„A' Design Award“は、建築や家具、グラフィックなど100以上のカテゴリで行われる、世界最大級の国際デザインコンペティションです。この国際的な賞は、優れたデザインを厳選し、受賞作品には多くの評価や露出の機会がもたらされます。

購入方法と今後の展開



「Shrimps」は、現在NANA WATANABEの公式オンラインショップで販売中です。また、ブランドの最新情報は公式Instagramでもチェックできます。今後も、渡辺奈菜がどのような革新をもたらすのか、ますます期待が高まります。
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