JEPLANと釧路市が新たにペットボトル回収袋をリニューアル!
株式会社JEPLANと北海道釧路市が共同で、家庭から排出されるペットボトルの回収に用いる回収袋のデザインをリニューアルしました。この取り組みは、「ボトルtoボトル リサイクル」を推進し、地域の資源循環に貢献することを目的としています。
回収袋のデザインが新しく!
デザインリニューアルにあたり、JEPLANの象徴的なハチマークが付けられました。この新たな回収袋は釧路市内の資源物回収拠点約3,500箇所に設置されており、2024年2月からの配備が予定されています。市民の皆様にとって、この回収袋は資源循環の重要性を身近に感じてもらうためのシンボルになります。
「捨てる」から「回収する」へ
この取り組みの重要なポイントは、「捨てる」行為を「回収する」行為へと意識を変えることです。JEPLANと釧路市は、リサイクルの重要性を伝えるため、地元のイベントや小学校での授業を通して市民参加型の活動を行っています。これにより、地域の人々がより環境に配慮した行動を取るよう、理解を深めています。
2022年度からの連携協定
JEPLANと釧路市は2022年3月に「地域循環共生圏推進」に関する包括連携協定を結び、資源循環についての意識向上を図ってきました。この協定のもとで、ボトルtoボトルリサイクルのための様々な活動が展開されています。この回収袋のリニューアルを契機に、さらなる資源循環の推進へとつなげていく計画です。
環境へ配慮したリサイクル技術
JEPLANの独自技術では、回収されたペットボトルを分子レベルで分解し、石油由来に匹敵する品質の再生PET樹脂へとリサイクルします。この再生素材は再びペットボトルとして使用されるほか、その他の製品にも利用されています。このように、JEPLANはサーキュラーエコノミーの実現に向けて国内外でのパートナーシップを強化し、持続可能な社会を目指しています。
市長の思い
釧路市の市長である鶴間秀典氏は、今回の取り組みを通じて地域の環境意識が向上することを期待しています。市民が手軽にリサイクルに参加できる仕組みを作ることで、より多くの人が環境保護活動に参加することになるでしょう。
未来への取り組み
JEPLANは、今後も「あらゆるものを循環させる」というミッションのもと、リサイクル技術を駆使して日本国内全体での環境意識の向上を図っていきます。持続可能な循環型社会の実現に向けて、さまざまな活動を継続し、資源循環の重要性を伝えていく所存です。その一環として釧路市とのさらなる協働も進めていく予定です。
この取り組みが実を結ぶことで、地域社会全体が環境保護に向けた意識を高め、持続可能な未来に向かって進む礎となることを目指しています。