横浜市の子どもたちに届けるアートと美味しい食事
「子ども食堂とアート体験」は、横浜市の寿町・麦田町で2020年にスタートし、多くの子どもたちに本物の芸術体験を提供しています。今年2025年9月に迎える5周年では、これまでの活動を振り返りつつ、新たな挑戦を続けることを誓います。
5周年記念イベントの開催
特に注目すべきは、10月7日に行われる記念イベントです。この日は5周年及び開催60回を祝う特別な日で、プロのピアニストと一緒に「ピアノの発表会体験」を実施します。ピアノに触れたことがない子どもたちでも楽しめる内容で、参加者全員が笑顔で帰れるよう工夫されています。
皆が楽しむ豊かな空間
「子ども食堂とアート体験」では、芸術と食事を一緒に楽しめるプログラムを提供しており、月替わりで国内外のアーティストが講師をつとめます。親子で参加できる内容で、直接アーティストと触れ合う機会もあり、リアルな芸術表現を間近で感じられるのがこの活動の魅力です。
背景と活動目的
このプロジェクトは、子どもの体験格差を無くすことを目指しています。横浜市中区寿町地域は社会的に厳しい状況にあるため、地域のニーズを受けてスタートしました。多世代交流の場を作ることで、地域の印象向上にも寄与しています。参加する子どもたちには、栄養豊かな食事と本物の芸術体験を届けることが重要です。
三つのこだわりポイント
「子ども食堂とアート体験」の基盤となるのは、以下の三つのこだわりです。
1.
本格的な芸術体験:子どもたちは、歌ったり、絵を描いたり、実際の作品作りに参加し、アートを体験します。特に、プロのアーティストの伴奏で歌うことや、創作活動を通じて本物の芸術に触れられます。
2.
地域の団体との連携:食事メニューは、心に悩みを抱える人々のためのサポートをする「にわとりぐみ」が考案しており、地元産の食材を使った美味しい料理を提供しています。食器も環境に配慮し、リサイクル可能な素材を選ぶなど、地域の問題にも寄り添っています。
3.
季節感の演出:各イベントでは、季節にちなんだテーマを決め、アート体験のメニューも工夫されています。例えば、春には旬の野菜を使ったちらし寿司と、春の歌を合わせたプログラムが行われます。
参加者の声
多くの子どもたちが実際に体験し、その感動を語っています。「初めてダンサーを目の前で見て感動した」「美味しいご飯が食べられて嬉しい」といった感想が寄せられ、アートと食事の両方が好評です。また保護者からも、「子どもが楽器を触れたのは貴重な体験でした」など、高い評価を受けています。
未来への思い
この活動は、決して終わることなく、どこまでも子どもたちの夢を広げることを目指しています。そして、この活動を継続するためには、多くの支援者の方々の力が必要です。
ご支援をいただきたい
「子ども食堂とアート体験」では、参加者からの寄付を募集し、無料でアート体験や美味しい食事を提供し続けています。皆様の温かい支援をお待ちしています。毎月の開催に参加して、子どもたちと一緒に楽しいひとときを過ごしましょう。
詳細情報
- - 日時:毎月第1火曜日 18:00〜19:30。
- - 場所:寿町店(横浜市寿町健康福祉交流センター)、麦田町店(横浜市麦田地域ケアプラザ)
- - 参加費:子どもは無料、大人は500円。
- - 申込・お問い合わせ:認定NPO法人あっちこっち([email protected])
この「子ども食堂とアート体験」に、ぜひ参加してみてください。