岡山大学の挑戦
2025-11-10 00:59:20

岡山大学の新たな挑戦!職員の高度化を促進する大学院支援制度

岡山大学が進める大学院修学支援制度



国立大学法人岡山大学では、2025年度後期に向けた「大学院修学支援制度」を新たに実施し、職員の学びの支援と研究力強化に取り組んでいます。この制度は、全国的にも珍しい職員の高度化を促進するもので、入学金や授業料を全額支援することから始まります。

制度の設立背景と意義



この制度は岡山大学の長期ビジョンである「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の一環として、文部科学省の地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の取り組みの一つです。大学が抱えるさまざまな課題を解決するために、職員に対しても高度な専門教育を受ける機会を提供し、能力の向上を目指す狙いがあります。

認定式の実施と受賞者の声



2025年10月16日に岡山大学津島キャンパスにて行われた認定式では、北條優子技術専門職員が修士課程の取得を目指す者として認定されました。北條技術専門職員は、認定後に「本制度を受け、研鑽の機会を得られたことに感謝しています。専門知識と研究力を高め、大学全体の研究力向上に貢献します」と意気込みを述べました。

教育対象の拡大と成果



この制度のさらなる特徴は、対象職員を従来の教育研究系技術職員から、事務職員や図書職員にまで拡大した点です。これにより、より多くの職員が学位取得を目指すことで、大学全体の研究力が底上げされ、組織の活性化に寄与します。また、今後は博士号取得者だけでなく、修士号取得者の数も増加する見込みです。

岡山大学の未来に向けた展望



岡山大学は、これまでに7名の職員がこの制度を通じて認定を受けており、その中には博士号を目指す者も含まれています。今後は、さらなる職員のスキルアップを目指し、教育研究系技術職員における修士以上の学位取得率を50%、博士の取得率を20%と設定し、具体的な成果を上げていくことが期待されています。

大学経営の新たな風を吹き込むこの取り組みは、岡山大学の職員だけでなく、地域の研究・教育にとっても大きな影響を与えることでしょう。

今後も岡山大学が地域中核・特色ある大学として進化していく姿にご期待ください。


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