大佛次郎記念館で特別観望会開催!
横浜市中区にある大佛次郎記念館で、2025年の8月1日(金)と2日(土)に特別観望会が初めて開催されます。本イベントは、星の文人として名高い野尻抱影の生誕140年を祝うものです。彼が実際に使用していた100年前の望遠鏡、「ロング・トム」を通じて当時の夜空を観察する貴重な体験が待っています。
100年前の望遠鏡、ロング・トム
「ロング・トム」は一世代前の望遠鏡であり、現代の高性能機器には及ばないものの、その「当時の見え方」を体験できることが魅力です。参加者は、野尻抱影が見たであろう月の姿をこの望遠鏡を通じて再現することが可能です。レクチャーでは、平塚市博物館の学芸員による詳しい解説が行われ、星々や彼の作品とのつながりが語られます。
観望会の詳細
この観望会は、各日30名限定で、参加するには事前にPeatixでの申し込みが必要です。当日は18時から受付が始まり、18時30分からプログラムがスタート。参加者は、2つのグループに分かれ、それぞれ以下のプログラムを体験します。
プログラム内容
1.
1階会議室 では、
- 塚田学芸員による専門レクチャー「野尻抱影とロング・トム」
- 望遠鏡を通じての月の観望体験(当時の見え方を追体験)
2.
2階サロン・ギャラリー では、
- 館職員による展示解説「野尻抱影の宇宙展について」
- 展覧会の観覧
天候によっては、月が観測できない場合もありますが、その場合も「ロング・トム」を通じて、周辺の横浜の風景を観察できるプランが用意されています。
参加費用と条件
- - 一般(高校生以上):1,000円
- - 小学4年生から中学生+保護者(ペア券):1,800円
- - 定員:各日30名限定(小学4年生以上、未成年者は保護者同伴が必要)
申し込み方法
事前の申し込みが必要で、Peatixからの先着順での受付となります。窓口や電話での申し込みは不可となりますのでご注意ください。
申し込み締切は2025年7月26日(土)ですが、定員に達した場合はその時点で受付が終了します。
まとめ
自然と文化、歴史が融合する特別観望会で、自身の目で空を見上げる体験をお楽しみください。星空がもたらす神秘を、100年前の望遠鏡で今一度体感できる貴重な機会です。皆様のご参加をお待ちしております!