物流の未来がここに!
2025-10-30 09:26:23

自動運転トラックによる物流新時代の幕開け!F-LINEとT2の商用運行開始

自動運転トラックによる物流新時代の幕開け!



東京都中央区に拠点を置くF-LINE株式会社は、2025年11月より自動運転トラックを用いた大規模な物流ネットワークを展開することを発表しました。この鳥肌もののニュースは、加工食品メーカー6社との協力により実現します。具体的には、T2社が開発した自動運転トラックを使い、関東と関西間の幹線輸送が行われるのです。

関西と関東をつなぐ革新的な物流



F-LINEが取り扱うのは、業界大手の味の素、カゴメ、日清オイリオ、日清製粉ウェルナ、ハウス食品、Mizkanの製品。そして、これらの製品が運ばれるのは、T2社の最新技術を駆使した自動運転トラック。このトランスポートシステムの導入は、ドライバー不足が深刻化する現在の物流業界の大きな問題に対する革新的な解決策といえます。

現在、トラック運転手の高齢化や「2024年問題」と呼ばれる問題が物流界を悩ませています。F-LINEとT2のパートナーシップは、この課題に対処する重要なステップとなります。市場が拡大する中、今後の持続可能な輸送体制の構築が求められるのです。

実証実験を経て本運行へ



F-LINEとT2は本年の2月から10月にかけて、T2が開発したレベル2の自動運転トラックを使用した実証実験を進めてきました。昼夜間を問わず、さまざまな条件下で自動運転トラックの性能をテストし、積載量も順次増加させ、一連のプロセスを通じて、輸送の質と安全性を確認しました。

本年7月には、国内初となる自動運転トラックによる商用運行がスタートし、運営者として佐川急便、西濃運輸などが名を連ねています。これらの会社に続く形で、F-LINEが参画することになります。

今後の展望



2023年11月20日には、神奈川県の川崎物流センターと兵庫県の西宮物流センター間で、約510キロの定期運行が始まります。この区間では、うま味調味料やトマトケチャップ、ポン酢など、日々の食卓に欠かせない商品が運ばれる予定です。

F-LINEは、今回の運行に関する実績を基に、2027年にはさらなる高機能なレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの導入も視野に入れています。これにより、物流業界全体が持続可能で効率的な運営ができるようになることを目指しているのです。

この自動運転技術の進展は、ただ単にトラックが自律走行するということだけでなく、私たちの生活やビジネス全体にどのような影響を及ぼすかを考える良い機会です。未来の物流が、より多様な選択肢に富んだ効率的なものになる期待が膨らんでいます。


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