飲食店向け受注サイト「カクヤスナビオンライン」が新たに生まれ変わる！

飲食店向け受注サイト「カクヤスナビオンライン」のリニューアル

株式会社ひとまいるのグループ会社である株式会社カクヤスは、飲食店向け受注サイト「カクヤスナビオンライン」を全面的にリニューアルし、2025年11月から新サービスを提供開始します。このリニューアルの目的は、飲食業界が抱える課題への解決を図ることと、受注から配達、請求決済に至るまでの業務を一元化し、効率化を図ることです。

リニューアルの背景と目的

近年、飲食業界では人手不足が深刻化しており、業務の省力化が求められています。また、物流業界では「2024年問題」に直面し、配送効率の向上が必須となっています。これらの事情を受けて、ひとまいるグループは、受注・配達・請求決済までを一元化した販売プラットフォームの構築を目指し、DX（デジタルトランスフォーメーション）に基づく業務の効率化に取り組んでいます。

新たに構築された「カクヤスナビオンライン」は、将来のマーケットプレイス化を視野に入れており、飲食店が直面する業務の負担を軽減し、業務処理のスピードを向上させることに寄与することを目指しています。

リニューアルの主な機能

今回のリニューアルでは、多くの新機能が追加され、特に見積り依頼機能や、注文時に廃食用油の回収をまとめて依頼できる「配送オプション」が新たに加わりました。これにより、飲食店は手間を減らし、より迅速な業務運営が可能となります。さらに、サービス提供エリアが拡大され、これまで利用できなかった九州エリアでもサービスを利用できるようになりました。

ひとまいるグループのDX推進

ひとまいるグループは、2025年5月に発表した中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」の中で、受注・販売・請求プラットフォームの構築を主な戦略として掲げています。この一環としてのリニューアルは、単なるサービス改善にとどまらず、今後の事業再編にも寄与するものです。エンドユーザーのニーズに応えつつ、他社の商品を一括で注文・配達できる仕組みを整え、効率的な物流システムの構築を進めます。

配達プラットフォームの特長

ひとまいるグループが展開する配達プラットフォームでは、東京都大田区にある広大な倉庫で在庫を一括管理し、東京23区内を対象に「即日」かつ「最短1時間」での配達サービスを実施しています。今年の8月からは、他社の荷物を配達する有償サービスも開始しました。これにより、自社だけでなく、多様なニーズに応える配達サービスを提供できるようになります。

常に変化する市場に対応するため、ひとまいるグループは自身の配送網を最大限活用し、利便性とサービスの多様性を追求しています。自社グループの従業員が運営する配達は、補充やメンテナンスに柔軟に対応できるため、顧客のニーズに合わせたきめ細やかなサービスを実現します。