福島県グローバル人材育成基金に寄付した株式会社ジェブの取り組み
住宅・建物メンテナンスを手掛ける株式会社ジェブが、福島県の高校生をサポートするため、「福島県グローバル人材育成基金」に寄付を行いました。2025年8月18日、寄付金受納式と感謝状贈呈式が福島県庁の教育長室で開催され、同社の代表取締役である太田猛也氏が出席しました。
寄付の背景
株式会社ジェブの代表、太田氏は幼少期に大きな試練を経験してきました。両親に加え、祖父母も失い、そのような厳しい状況の中で早くから独立し、ビジネスを立ち上げてきました。しかし、事業が順調に進み始めた矢先、東日本大震災が発生し、故郷である福島県が受けた甚大な被害を目の当たりにしました。この出来事は彼の心に深い衝撃を与え、地元福島への強い想いを新たにしました。
太田氏は「いつか福島に貢献したい」という目標を持ち続けていましたが、ある日、知人を通じて福島県グローバル人材育成基金の存在を知ることになります。この基金は、未来を担う高校生が海外で学ぶ機会を提供するもので、彼はその活動を通じて若い才能を支える決意を固めました。
「高校生が留学で得られる広い視野を通じて、将来の福島を支える人材に育成されることを願っています。」と、太田氏はコメントしています。また、ジェブとしても今後は福島での事業拡大や雇用創出を目指していく意向を示しています。
寄付金受納式と感謝状贈呈式
寄付金受納式は2025年8月18日(月)11時から福島県庁の教育長室で行われました。当日の式典では、太田氏が寄付金を手渡した後、福島県教育委員会の教育長鈴木竜次氏から感謝の言葉が贈られ、ジェブには感謝状も授与されました。この瞬間は、福島の未来を見据えた重要な一歩として、参加者たちに残る印象的な出来事となりました。
社会貢献への取り組み
株式会社ジェブは、単に事業を展開するだけでなく、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。既存の事業を推進しながら、次世代の育成に力を入れることで、社会全体の発展に寄与しようとしています。太田氏は、様々な困難を乗り越えてきた自身の経験を生かし、「人との出会いや学びを通じて、高校生たちが社会貢献できる人材に成長してほしい」という思いを語っています。
福島県グローバル人材育成基金とは
「福島県グローバル人材育成基金」は、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」プロジェクトを基に設立された、地方独自の留学支援制度です。この基金は、意欲的な高校生が海外での学びを通して、多様な価値観を得ることを目的としています。実際に留学することで、グローバルに活躍する人材に育てることを目指しており、多くの若者に夢の実現を后押ししています。
詳細な情報は
こちらをご参照ください。
株式会社ジェブについて
2002年に設立された株式会社ジェブは、神奈川県横浜市を本拠地とし、住宅サービスを中心に事業を展開しています。主力事業としてフロアコーティング『EPCOAT』を提供しており、メンテナンス商品や各種コーティングも行っています。さらに、不動産関連の情報ポータルサイト『マイスマ』の運営や今後の新規事業への挑戦にも注力し、インフラ老朽化に対する社会問題の解決に向けた取り組みを進めています。
地域に根ざした企業として、株式会社ジェブは今後も社会貢献活動を広げ、地域社会の発展を目指していくでしょう。