新拠点の活動紹介
2026-08-04 11:35:18

横浜市で新たにスタートした不登校児支援拠点「そだちとケアベース二俣川」

横浜市での新しい支援拠点「そだちとケアベース二俣川」



2026年6月1日、横浜市に新たに設立された「おれんじハウスそだちとケアベース二俣川」が、困難な状況に置かれた小学生とその家族を支えるためにスタートしました。この拠点は、「制度につながる前の小学生と家族を地域で受け止める生活再接続・支援接続モデル事業」の一環で、地域に根ざした支援の提供を目指しています。

不登校児支援の新たな取り組み



「そだちとケアベース二俣川」は、不登校や登校に不安を感じる小学生を対象とした支援拠点です。この取り組みの特徴は、支援を必要とする子どもやその家族が気軽に立ち寄れる場所であることです。特に、家庭や学校での状況をうまく表現できない状況を考慮し、細やかな支援を行うことを意識しています。

こども食堂の開催



開始から1か月の間に、拠点ではこども食堂を3回開催し、地域から108名が参加しました。その中で、57名が子どもであり、そのうち12名が小学生です。この取組みでは、食事を通して地域の子どもたちや家族とつながりを深め、必要に応じて相談や支援につなぐことを目的としています。

相談窓口の開設



さらに、7月には利用に関する問い合わせを簡便にするために、公式LINEを開設しました。これにより、電話や訪問の負担を感じることなく、気軽に相談できる環境を整えています。地域の子どもと家庭が支援を求めやすい仕組みをシステムとして作り上げていくことが重要です。

小学生における問題の多様性



小学校に上がると、子どもたちが抱える問題は見えにくくなることがあります。不登校や登校しづらさの原因は複数あり、不安や心身の不調、友達関係などさまざまです。しかし、子ども自身がその思いを言葉にできず、家庭や学校も現状把握が難しい場合が多いです。そのため、必要な支援にたどり着くまでに時間を要するケースが少なくありません。

幼少期の支援から地域の拠点へ



本事業の狙いは、地域の居場所を提供することで、こどもや家族が支援につながるまでの「空白」を埋めることです。学校復帰を求めず、日中に安心して過ごせる場所を提供し、家庭の中での孤立を防ぐ支援環境を整えます。また、専門スタッフが子どもの様子を見守りながら、保護者も気軽に日々の困りごとを相談できるようにしています。

多機能拠点の利点



おれんじハウスそだちとケアベース二俣川には、保育所や学童保育、児童発達支援など多様な機能が統合されています。これにより、子どもや家庭を一貫して支える体制が整っており、子どもの様子や家庭のニーズに応じた支援を考えることが可能です。また、日常生活の延長としての居場所づくりをしながら、必要な支援に自ずとつながるよう促進されます。

今後の展望



この新しいモデルは横浜市だけにとどまらず、他の地域でも応用可能な形へと発展させることが目指されています。今後は、実施データを蓄積して地域に即した支援モデルとして多くの場所で展開できるよう、方針を練っていきます。

結論



この「そだちとケアベース二俣川」の取り組みは、地域が一体となって子どもと家族を支え合う未来を築くための重要な一歩です。困難な状況にある子どもたちとその家族が、地域とより密に連携を取りながら自らの力で生活を立て直せる環境を整えていくことが求められています。認定NPO法人おれんじハウスの取り組みが、地域に広がる良いサポートのモデルケースとなることを期待しています。


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