ファンケルと西予市が共同で開催した食育教室
愛媛県西予市の「のむらこども園」で、株式会社ファンケルと西予市の共催による食育教室が行われました。このイベントは2025年9月1日に実施され、3歳から5歳の子どもたち71名が参加しました。食育教室では、クイズを交えながら、身体に必要な栄養素について楽しく学ぶことができました。
まず初めに、市役所の方が西予市の紹介を行い、その後、西予市で生産される野菜や果物が登場する「西予市地産地消の日の歌」の動画をみんなで鑑賞しました。このように、地域の農産物に触れることで、子どもたちに地元の特産品を知ってもらう大事なインプットとなりました。
次に、ファンケルの従業員による栄養講座がスタートし、特に「ケール」と呼ばれる野菜にスポットが当てられました。講座では、栄養素の働きや特徴に基づき、「体をつくる赤」「エネルギーの源になる黄」「体の調子を整える緑」の3つに分類された食品群についての説明がありました。また、日本における野菜の摂取不足についても、クイズ形式で説明され、子どもたちの理解を深めました。たくさんの手が挙がり、積極的に回答が寄せられる姿が印象的でした。
その後、野菜の王様とも称されるケールについて詳しく学びました。ケールは西予市の野村町で栽培され、地元の工場で青汁に加工されていること、その栄養価の高さについても説明がありました。特に、ケール青汁1杯には1日分の緑黄色野菜に相当するケール生葉120gが使われており、手軽に野菜不足を補える点が子どもたちに強調されました。
続いて、みんなが待ちに待ったスペシャルゲストが登場しました。愛媛県のマスコットキャラクターである「みきゃん」と「せい坊」が会場に現れると、大きな歓声があがりました。子どもたちにとってこの瞬間は、特別な思い出として記憶に残ったことでしょう。
ゲスト登場の後、子どもたちはファンケルのケール青汁と西予市のフレッシュなみかんジュースを混ぜた特製のジュースを楽しく試飲しました。多くの「美味しい!」という声や、「もっと飲みたい!」「健康になれそう」といった感想が交わされ、満面の笑みでカップを見せ合う子どもたちの姿が印象的でした。また、「いろいろなことをおしえてもらえてうれしかった」「ケールのことを知れてよかった」といった感想も聞かれました。
ファンケルは今後も、未来を担うお子さんたちが「食」に親しみを持ち、健全でバランスの取れた食生活を送ることができるよう、サステナビリティ活動を推進していく意向を示しています。こうした取り組みが、地域の特産品である野菜への関心を高め、野菜不足の解消につながることを期待しています。