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川崎港に新規日韓コンテナ航路が開設

川崎港が新たに日韓を結ぶコンテナ定期航路を開始しました。この航路は、オーシャン ネットワーク エクスプレス（ONE）が運営する「JK1サービス」として、釜山港と川崎港を結ぶものです。2023年6月22日（日）には、初めての本船が川崎港コンテナターミナルに入港し、その際には川崎港戦略港湾推進協議会から船長に花束が贈呈されました。

新航路の詳細

この新しい航路は、川崎港としては7年ぶりの新規航路の開設となります。航路名は「JK1サービス」で、スケジュールは以下の通りです：

• - 釜山（木曜日）
• - 清水（土曜日）
• - 川崎（日曜日）
• - 名古屋（月曜日）
• - 釜山（水曜日）

この航路では、京浜港の中で川崎港だけが寄港します。

本船「CONFIDENCE」は、総トン数9,972トンで、約1,100TEUを運ぶことができます。TEUとは、20フィートコンテナを基準にしたコンテナの取扱数量を示す指標です。

川崎港の概要

川崎港は「国際戦略港湾」に指定されており、国際競争力の強化を目指しています。2023年には全国で第11位の取扱貨物量を誇り、特にLNGや原油、完成自動車などの重要な貨物が扱われています。

令和6年度の輸出額は約1兆2,692億4,400万円、輸入額は約2兆8,741億6,100万円に達しました。川崎港は国内外の物流拠点としての役割を担っています。

コンテナ取扱貨物量の推移

川崎港のコンテナ取扱貨物量は、2012年以降、新しい航路が増えたことで順調に増加してきました。特に中国や東南アジアとの貿易が活発で、令和2年まで10年連続で過去最高を記録しています。

しかし、コロナ禍や中東情勢の影響により、2023年以降は他港への集約化が進む中で取扱貨物量が減少しています。これに対応するため、川崎港戦略港湾推進協議会は「令和11年度までに年間取扱貨物量を20万TEUに達成する」ことを目標に官民一体で誘致活動を行なっています。

今後の展望

新しい「JK1サービス」により、川崎港と釜山との繋がりが強化され、地域経済への貢献が期待されています。川崎市は、港湾振興部を中心にさらなる取引先の開拓に努めており、この航路が新たなビジネスチャンスにつながることを目指しています。

川崎港に関する詳細な情報や、今後のイベントなどについては、川崎市の港湾局へお問い合わせください。

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【お問い合わせ先】
川崎市港湾局港湾振興部誘致振興課
渡邉
電話：044-200-3072
E-Mail：[email protected]

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