新造客船「飛鳥Ⅲ」
2025-04-14 16:43:30

新造客船「飛鳥Ⅲ」がクルーズ文化を新たに切り開く!

新造客船「飛鳥Ⅲ」が誕生



2025年4月10日、新しいクルーズ船「飛鳥Ⅲ」の引き渡しに関する調印式がドイツ・エムデンで行われました。この式典には郵船クルーズ株式会社の代表取締役社長、遠藤 弘之氏とMEYER WERFTのCEO、ベルント・アイケンス氏が出席し、和やかな雰囲気の中で進行しました。

調印式では、昨年9月に行われたスチール・カッティングセレモニーにおいて、建造の無事を祈願しただるまの目入れも行われ、参加者が熱い期待を寄せる中で祝福されました。続いて、国旗の交換も行われ、船の完成を祝い、これからの航海を見据えた重要な儀式が執り行われました。

「飛鳥Ⅲ」の特徴



「飛鳥Ⅲ」は、飛鳥クルーズの中で3代目となる客船です。コンセプトは「つなぐ、ちから。」で、日本のクルーズ文化と和のおもてなしを尊重しつつ、現代のニーズに応えた多様なサービスを提供します。船内には著名アーティストによる美術品や工芸品が展示され、そのアートのある空間も魅力のひとつです。

さらに、環境への配慮も忘れず、LNGを含めた3種の燃料に対応したエンジンや、陸上電力受電装置を採用しています。これにより、持続可能なクルーズ体験を実現しています。

初めての航海はどこへ?



「飛鳥Ⅲ」は2025年7月20日に横浜を出港し、初のオープニングクルーズ「Maiden Voyage 函館・小樽」を行います。このクルーズでは、横浜、神戸、博多を起点にした計17本のスケジュールが用意されています。特に注目されるのは、8月5日に出港予定の「Yokohama Debut Cruise 日本一周」。このクルーズでは、11泊12日の長旅で、函館、小樽、金沢、舞鶴、門司、別府など、北海道から九州までの魅力あるスポットを巡ることができます。

クルーズスケジュールの詳細は、公式サイトで確認できます。

船の情報



2025年の4月14日現在における「飛鳥Ⅲ」の基本情報は以下の通りです:
  • - 船籍:日本(横浜港)
  • - 総トン数:52,265GT
  • - 全長:230m
  • - 全幅:29.8m
  • - 喫水:6.7m
  • - 乗客数:740名
  • - 乗組員数:約470名
  • - 客室数:381室(すべて海側バルコニー付き)

最新情報をご紹介



「飛鳥Ⅲ」の最新情報や特集は、「A-TIMES」というサイトで紹介されています。クルーズ愛好家の方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

飛鳥クルーズの魅力



飛鳥クルーズは、日本のお客様のライフスタイルや趣向に合わせた多彩なクルーズを提供しており、「飛鳥Ⅱ」では当社の理念である「お客様の好みに寄り添う旅」をコンセプトに、世界一周クルーズや国内クルーズを展開しています。

2025年7月20日より、「飛鳥Ⅱ」と「飛鳥Ⅲ」の二隻運航が始まり、より一層充実したサービスでお客様をお迎えします。クルーズ文化の新時代を迎え、飛鳥クルーズでしか得られない特別な体験が待っています。

テーマ曲もお楽しみ



また、飛鳥クルーズのテーマ曲「ASUKA」は、著名な作曲家、葉加瀬太郎氏によって作られたもので、YouTubeで視聴することができます。クルーズの楽しさを一層引き立てる音楽を是非ご体験ください。


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