川崎でZEB認証
2025-02-04 10:55:54

川崎営業所がZEB Ready認証を取得!省エネ技術の最前線に迫る

小川電機が川崎営業所でZEB Ready認証を取得



近年、地球環境への配慮が求められる中、エネルギー効率の向上が重要な課題となっています。そんな流れの中で、2025年5月に新設される小川電機株式会社の川崎営業所がZEB Ready認証を取得しました。このプロジェクトは、太陽光発電システムや高効率空調、DALI対応のLED照明器具、V2H(Vehicle to Home)など最先端の創エネ・省エネ技術を導入したものです。

ZEB Ready認証とは


ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、建物のエネルギー消費を可能な限り抑え、再生可能エネルギーを活用してその消費量を実質ゼロにすることを目指す建築スタイルです。ZEB Ready認証は、その達成に向けた先進的な取り組みを評価された証です。
川崎営業所では、50%以上のエネルギー削減を実現し、BEI(Building Energy Index)値0.47を達成しました。

具体的な省エネ技術


  • - 高効率空調システム: 従来の空調システムに比べて消費電力を大幅に削減し、快適な室内環境を実現します。
  • - DALIシステムによるLED照明: 照明の細かな制御ができ、現場のニーズに合わせた明るさや色を選択可能です。
  • - 全熱交換器: これも省エネには欠かせないシステムで、効果的な換気を行いながらエネルギーを節約します。
  • - 高性能空気清浄機: 除菌や脱臭効果があり、室内環境をより良く保つための重要なアイテムです。
  • - 高断熱材と複層ガラス: 建物の断熱性能を向上させ、光熱費の削減につなげています。
  • - 太陽光発電システム: 自家消費することでエネルギーコストを引き下げ、余剰電力は売電して経済効果を生みます。
  • - V2H技術: 電気自動車の充電にも利用し、さらにエネルギーの効率的な利用を促進します。

このように多様なテクノロジーを駆使して、省エネルギー化を進める川崎営業所は、今後のZEB普及に向けたモデルケースとなります。

ZEBプランナーとしての取り組み


小川電機は「ZEBプランナー」として、建築物の省エネルギー化を推進しています。経済産業省と環境省が行う支援事業に登録することで、ユーザーへの技術的アドバイスや計画立案を行っています。川崎営業所をモデルケースとし、再生可能エネルギーの活用や高効率な設備の導入を通じて、環境負荷の低減を目指します。

未来に向けた目標


小川電機は、今後もさまざまなセミナーや展示会を通じてZEBの普及活動を展開し、持続可能な社会の実現に貢献していくことでしょう。川崎営業所の成功を足がかりに、さらなる取り組みを進め、企業の競争力と環境貢献を両立させることを目指しています。

このようなエネルギー効率の改善に向けた取り組みは、国全体が掲げるカーボンニュートラルへの道筋をつける一助となります。私たち一人一人が環境に優しい選択をすることが、持続可能な未来を築く鍵となるのです。


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