イオンリテール、スマート置き配で不要な不在を解消へ

イオンリテールが新たに導入するスマート置き配サービス

2025年5月28日（水）、イオンリテールが「スマート置き配」サービスを東名阪エリアで導入すると発表しました。この取り組みにより、これまでサービス対象外だったオートロック付きマンションの約1,800棟でも、商品を不在時に受け取ることが可能になります。

スマート置き配の背景

イオンリテールの「置き楽」は、ネットスーパーで注文した商品を、お客様が不在の際にも安全に受け取れるサービスです。これまで配達員はオートロックのあるマンションには入れなかったため、そのエリアでの新たな配達方法が求められていました。そこで、ライナフが提供する「スマート置き配」サービスが大きな役割を果たします。

このサービスでは、配達員はスマートロック「NinjaEntrance」を使用してオートロックの解錠を行います。このシステムにより、認証された配達員だけがエントランスにアクセスでき、受取側が指定した場所に荷物を安全に届けることが可能です。すべての解錠履歴が記録されるため、セキュリティ面でも安心感があります。

サービス概要

「スマート置き配」サービスの対象となるエリアは、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の8都府県で、対象物件数は約1,800棟。今後のエリア拡大も期待されています。温度帯ごとに分けられた商品は、要冷商品は保冷袋に入れられ、折りたたみ式のコンテナで届けられるため、商品が最適な状態で受け取れます。

便利さと安全性の向上

この新サービスは、お客様のライフスタイルを大きく変える可能性を秘めています。特に、忙しい日々を送る方々にとって、ネットスーパーが提供する「置き楽」は非常に便利です。配達員が荷物を指定の場所に置いてくれるため、不在の時間があっても商品を受け取れないという心配が解消されます。

また、この取り組みはマンションの管理会社やオーナーの負担を軽減するため、コストも削減可するというメリットがあります。セキュリティ面でも充実したシステムが整っているため、安心して利用できるのも大きなポイントです。