横浜、市が誇る観光の魅力を再発見
2025年6月30日、株式会社リクルートが主催する「じゃらんアワード2024」の表彰式で、公益財団法人横浜市観光協会が【じゃらんOF THE YEAR 元気な地域大賞】の栄誉に輝きました。この受賞は、横浜市の魅力を引き出すために多くの事業者が協力して行った「横浜で記念日」プロジェクトの成果として高く評価されたものです。
受賞の背景
この受賞が実現した背景には、2024年9月から始まるプロジェクト「YOKOHAMA PRECIOUS FLOWERS」があります。この取り組みでは、カップルや夫婦が特別な日を過ごしたい街として横浜を訪れることを促進し、ホテルなど市内の各事業者と連携して記念日プランを用意しました。結果的に、このプロモーションは横浜の独自性や協働性が評価され、地域の振興に繋がりました。
プロジェクトの成果
そんな中で浮かび上がった、いくつかの明確な成果は以下の通りです。
- - 当初目標に対して、販売人数が大幅に達成された。
- - 76の施設が連携し、200を超えるプランが造成された。
- - 観光業における消費額の拡大や宿泊の平日分散化といった地域の観光課題に対しても、実績を残しています。
- - さらに「ゼクシィ」や「学生プロジェクト」とも協力して、幅広いアプローチを実施。
これらの取り組みが、地域社会に好影響を齎しています。
YOKOHAMA PRECIOUS FLOWERSの詳細
「YOKOHAMA PRECIOUS FLOWERS」とは、横浜の特徴であるロマンチックな港町の風景や花、夜景をテーマにし、「アニバーサリー」と「花」の組み合わせによる独自のブランディングを進めるプロジェクトです。特に、地域に根付いた記念日の情報を発信し、「カップル・夫婦がアニバーサリーを過ごしたい街」としてのブランドイメージを確立することを目指します。
新たな体験、レターブーケ
その中でも目を引くのが、昨年開発された「Letter Bouquet(レターブーケ)」です。これは記念日を祝うために、想いを伝える手紙から花言葉を取り入れ、オリジナルの花束を宿泊施設などで受け取ることができるプランです。このプランは多くのカップルにとって特別な瞬間を演出する手段となっています。
じゃらんアワードについて
「じゃらんアワード」は、宿泊施設や地域の実績を評価する目的で2012年から行われています。今回の受賞式は12回目となり、宿泊施設や地域の魅力の発掘と発信を促進する役割を果たしています。これによって、旅行業界のさらなる進化と発展が期待されています。
横浜の受賞施設
また、今回の授賞式では横浜市内の優れた宿泊施設も表彰されました。特に、三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアは「泊まって良かった宿大賞」で2位に選ばれ、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉も「売れた宿大賞」で2位という素晴らしい結果を残しています。
横浜親愛の街としての新たなブランドを確立し、地域全体の観光業を盛り上げる中で、今後のさらなる発展が期待されます。これからも横浜の観光地を訪れる人々に素晴らしい体験を提供し続けることで、魅力あふれる街を作っていくことができるよう、期待が高まります。