岡山大学の医工系講座
2025-08-03 14:39:23

岡山大学が新たな医工系カリキュラムを開催し、専門技術職員の育成を促進

岡山大学が新たな医工系カリキュラムを開催



国立大学法人岡山大学は、技術職員の育成に向けた新たな取組みとして、医工系コースの中級カリキュラム「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」を8月3日に鹿田キャンパスにて実施しました。講義内容は、基礎的な光学顕微鏡の知識を網羅する座学と、実際の顕微鏡を用いた実習で構成されています。このハイブリッド形式の講義は、オンラインと対面で行われ、多くの受講生が参加しました。

ハイブリッド形式の講義と質疑応答の活発さ



講義は、岡山大学の総合技術部から厳選された講師陣が担当しました。具体的には、楢崎正博医学系技術課課長、塚野萌美技術主任、岩佐哲志技術専門職員の3名が、光学顕微鏡の基本となる構造や観察の原理について解説しました。また、実習では、株式会社大熊の竹下慎一課長が顕微鏡の基本調整や観察法を指導し、実際に顕微鏡を操作しながら、受講生の理解を深めました。

受講生たちは質疑応答も活発に行い、自分たちの疑問を解消する貴重な機会として捉えました。受講を通じて知識を深め、今後の業務に生かす意欲を示した技術専門職員の声を紹介します。

「普段使用している顕微鏡の構造や原理を知ることができ、新たな知識が得られました。特に疑問に思っていた点が解消され、有意義な経験でした」と話す藤井技術専門職員。井澗技術専門職員も「顕微鏡に関する基礎知識を得て、大変勉強になった」と感想を述べました。

技術職員のスキルアップを目指す岡山大学



講習を終えた佐藤法仁副理事は、講義を担当した竹下課長に感謝の言葉を述べ、今後も全学を挙げて職員の技術向上を進める方向性を示しました。岡山大学では「知識と知恵から新たな価値を創出するナレッジワーカーの育成強化」という方針のもと、さらなる取り組みを期待されています。

医工系コースは今後も多様なカリキュラムを実施しており、受講生の履修登録に合わせての開催が予定されています。光学顕微鏡を基本にした技術者育成は、研究現場での実践力を養ううえで欠かせないものです。

岡山大学の可能性と地域への影響



総合技術部は、全学の技術職員の連携を怠らず、専門分野を生かした多様な研修プログラムも提供し続けます。岡山大学が地域と地球の未来を共創し、社会に変革をもたらす研究活動を続ける中で、今回のカリキュラムが果たす役割は大きいと考えられます。

新しいカリキュラムの導入は、医学と技術の融合が進んでいる現代において、特に重要です。自らの専門性を高めることで、地域社会へも大きな還元ができます。今後の展開にご期待ください。この医工系コースが地域の技術人材の育成に寄与し、岡山大学が持つポテンシャルを引き出すきっかけとなることを願っています。


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