フードバンク業務管理システムがASPIC認定を受けました
最近、社会貢献活動としてのフードバンクの重要性が高まっており、その運営を支えるシステムの重要性も増しています。そんな中、株式会社アクアリーフの開発した「フードバンク業務管理システム」が、総務省が定める「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を取得しました。この認定により、同システムが持つ安全性、信頼性、そして運営の透明性が保証され、より多くの自治体やフードバンク団体にとっての導入の後押しとなることでしょう。
クラウド型システムの利点
このシステムはフードバンク活動に特化したクラウド型であり、食品寄付に関する煩雑な作業を効率化します。在庫管理、実績管理、さらには個人情報管理といった、フードバンクの運営に必要不可欠な機能が盛り込まれています。特にトレーサビリティ機能を通じて、寄付品の追跡が可能となり、「いつ・何を・誰から誰に」という情報を提供します。これにより寄付企業は税制優遇を受けやすくなり、食品ロスの解消にも寄与します。
認定取得の背景と意義
昨今はサイバー攻撃の増加や自然災害の影響が懸念されています。そんな中で、安全性やサービス品質への関心は高まっています。特にクラウドサービスでは、セキュリティや運営管理体制が選定に影響を与える要素となっています。アクアリーフはこのようなニーズに応えつつ、SLA(サービスレベルアグリーメント)を制定し、サービスの品質や安全性に関する情報をユーザーに提供しています。
利用者の声と今後の取り組み
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施した調査によると、44%のクラウドサービス利用者がASPICの認定を参考にしているとのこと。つまり、この認定の取得は、フードバンク業務管理システムを選ぶ際の有力な要素となっているのです。今後、アクアリーフはシステムの安全性を一層高め、より多くの団体に安心して利用していただけるよう努力を続けていきます。
フードバンク業務管理システムの特長
このシステムは直感的に使えるユーザーインターフェース(UI)が特徴です。タブレット端末とバーコードリーダーを利用し、複雑な操作を必要とせずに入出荷作業ができます。また、JANコードのない寄付品もシステムに画像付きで登録可能なため、柔軟な運用を実現しています。
さらに、入出荷実績の出力も簡単で、寄付企業向けに必要なトレース情報を提供できます。これらの機能は、フードバンク活動の透明性を高め、寄付企業との信頼関係を築くための重要な要素です。
今後の展望
フードバンク業務管理システムは、2024年11月に開催される「第18回ASPIC クラウドアワード 2024」において、社会業界特化系ASP・SaaS部門の準グランプリを受賞予定です。アクアリーフは、自治体やフードバンク団体との協働を通じて、さらに質の高いシステムを提供し、地域社会に貢献することを目指します。
株式会社アクアリーフのビジョン
2001年に創業した株式会社アクアリーフは、フードバンク業務支援に向けた取り組みをしっかりと進めています。今後もこのシステムを通じて、食品ロス削減や社会的弱者への支援を行い、地域のお役に立つ企業であり続けたいと考えています。具体的なお問い合わせについては、下記の連絡先にて受け付けています。
お問合せ先:
株式会社アクアリーフ フードバンク・システム事業部
〒254-0034 神奈川県平塚市宝町3番1号平塚MNビル11F
TEL:050-1790-1193
FAX:0463-63-1401
E-mail:
[email protected]
私たちの「フードバンク業務管理システム」を通じて、より多くの善意が地域社会に広がることを願っています。