走査型電子顕微鏡講座実施
2026-01-25 09:53:18

岡山大学で生物系走査型電子顕微鏡の中級カリキュラムが実施されました

岡山大学での生物系走査型電子顕微鏡カリキュラム



国立大学法人岡山大学(岡山市北区)は、2026年1月25日にTCカレッジ医工系コースの中級カリキュラムとして「生物系走査型電子顕微鏡(基礎)」の講座を開催しました。これにより、医工系のスペシャリストを育てる取り組みが強化されています。この講座は、岡山大学の鹿田キャンパスにある医学部共同実験室で実施され、7名の受講生が参加しました。

講義と実習のハイブリッド形式



講義は、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施され、参加者は医工系コースの受講生3名と他コースからの聴講生4名でした。株式会社日立ハイテクから宮木充史技師が講師として招かれ、「TCカレッジ 電子顕微鏡実習」というテーマで、午前中には走査型電子顕微鏡の原理や観察テクニック、試料前処理に関する座学が行われました。午後には、実際に電子顕微鏡を使用した実習が行われ、受講生たちは実機を使って学んだ理論を実践する機会を得ました。

深まる知識と実践的スキル



講義では、走査型電子顕微鏡の基本原理や観察テクニック、試料前処理の方法について詳細に説明がありました。特に注意を要するのは像障害の原因とその対策についてで、多くの質問が飛び交い、活発な意見交換が行われました。実習では、岡山大学に設置されている「HITACHI S-4800」を使用し、検出器や加速電圧の設定を変更することで、実際の像を比較し、どのように電顕像に影響を与えるかを確認しました。これにより、受講生たちは電子顕微鏡の多様な機能についての理解を深めようとしました。

総合技術部の藤井匡寛技術専門職員は、「今までSEMを使用した経験がありませんでしたが、基礎から丁寧に教えていただき、実習でその理解を深めることができました」と感想を述べました。また、井澗美希技術専門職員も、「本セッションは大変わかりやすく、豊富な内容で金銭的にも価値があると思います。かなりの知識を得られました」と最後に語りました。

産学連携の重要性



佐藤法仁副理事(副学長)は、講座の意義について強調し、「東京科学大学とのコラボレーションを通じて、新たな知見やアイデアを育む場となっていることが重要です。職員の能力向上は業界とのコミュニケーションからも生まれます」と述べました。今後も岡山大学は、TCカレッジとの連携を強化し、地域と地球の未来のための研究に取り組んでいくとのことです。

このように、岡山大学の医工系コースにおける講座は、技術職員の専門知識と実践的スキルの向上に寄与し、地域社会への貢献にもつながっています。今後のさらなる取り組みにも期待が寄せられます。


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