学生によるユニフォームデザイン
2025-11-28 14:44:00

学生たちが手がける!GREEN×EXPO 2027のユニフォームデザインプロジェクト始動

学生たちが手がける!GREEN×EXPO 2027のユニフォームデザインプロジェクト始動



横浜で開催される2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」では、学生たちの手によってVIPアテンダントスタッフのユニフォームがデザインされる新たなプロジェクトが始まりました。この取り組みは、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会の主催により、岩崎学園の学生たちが中心となって進められます。

プロジェクトの背景と目的


このプロジェクトは、国際博覧会の「顔」とも言えるユニフォームを、産業と教育の協力により創り出すことを目指しています。学生たちにとっては、実際の社会での実務を体験できる貴重な機会となり、来場者には次世代のクリエイターの視点を感じられるような「見える価値」を提供します。

デザインに求められる要件


新しいユニフォームには、以下のような要件が求められます。
  • - 祝祭感とフォーマル性: 国際博覧会にふさわしい華やかさと品位
  • - ジェンダーフリー: 美しさと動きやすさを兼ね備えたデザイン
  • - 機能性: 通気性や遮熱、速乾性を含む暑熱対策
  • - 環境配慮: 植物由来の素材選定による持続可能性

プロジェクトの進行スケジュール


このユニフォームデザインプロジェクトは、2025年から2027年にかけて段階的に進行します。最初の段階では学生向けのオリエンテーションを通じて、素材や要件のブリーフィングが行われ、その後デザイン制作に入ります。試作品の製作やデザイン発表を経て、量産に向けた最終調整が行われ、最終的にはGREEN×EXPO 2027の会期中に実運用が予定されています。

地元企業との連携


デザインされたユニフォームは、地元横浜の株式会社ダイイチと大手素材メーカーの東レ株式会社の協力で製品化されます。ダイイチは地元企業としての誇りを持ち、学生たちのデザインを実用化へ結びつける支援を行います。これにより、人と環境との調和をテーマにしたものづくりを実現していきます。

デザインのメイキング映像


プロジェクトの進行中には、学生たちのデザイン制作過程を捉えたメイキング映像がSNSなどで公開される予定です。これにより、一般の方にもデザインの裏側や学生たちの創造力を身近に感じてもらうことができます。

クリエイティブに対するコメント


このプロジェクトのクリエイティブ監修を務める田中一雄氏は、「学生の創造力とプロの実装力を組み合わせることが重要」と述べており、ユニフォームを通じた新たな表現を貸し出すことへの期待感を示しています。また、デザインアドバイザーの江角泰俊氏も、持続可能な未来を意識したデザインの重要性を訴えています。

このユニフォームデザインプロジェクトは、単なる衣服を超え、次世代のデザイナーたちの可能性を広げる重要な取り組み。この成果は、GREEN×EXPO 2027という大舞台で、国際的な来場者に対して日本の文化と未来への思いを伝えるものとなることでしょう。皆さんもこの先端的なデザインプロジェクトに注目してみてはいかがでしょうか。


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