携帯型トレーニングデバイス
2025-11-29 15:11:29

世界初の携帯型ラパロ縫合トレーニングデバイス「PivotOne」が登場!

様々な場面で使える!新たなトレーニングデバイス「PivotOne」の魅力



医療の現場で求められる高いスキルを維持するための継続的なトレーニング。忙しい外科医たちがその時間を確保するのは一筋縄ではいきません。これまで、医師たちは限られた時間の中でトレーニング設備集約地に出向き、貴重な時間を費やしてきました。しかし、革新的なデバイスが登場しました。それが日本高分子技研株式会社と金沢大学の教授、稲木紀幸氏が共同開発した「PivotOne」です。

「PivotOne」とは?



PivotOneは持ち運びが簡単な携帯型内視鏡下縫合トレーニングデバイスです。これを使えば、自宅や医局、さらには出張先でも瞬時にトレーニングを行うことが可能です。特にその最大の特長は、手ブレ矯正と通常の縫合トレーニングを一台でこなせる“二刀流構造”にある点です。これにより、外科医はあらゆる環境で効率よくスキルを磨くことができます。

ダブル機能のメリット



PivotOneは手ブレ矯正トレーニングと通常の縫合トレーニングを、簡単に切り替えて行えます。

1. 手ブレ矯正モード:5つの溝のいずれかに鉗子を置くことで、手にかかる不安定さを取り除きます。これにより、安定した操作感を手に入れることができます。
2. 通常のトレーニングモード:デバイスの中央にあるホールを使用して、実際の縫合結紮操作を行います。ここで自分の操作感覚を確認し、必要に応じて手ブレ矯正に戻ることができます。

この2つのモードは、医師が自らのスキルを着実に向上させる不安のないトレーニング環境を提供します。

時間に追われる医師たちを助ける



外科医は多忙な日々を送っていますが、特に腹腔鏡手術では高い技術が要求されます。このトレーニングデバイスによって、医師たちはいつでもどこでもトレーニングができ、時間を有効に使えるようになります。これにより、継続的で効率的なスキル向上が見込めます。

トレーニングのステップ



PivotOneを利用したトレーニングは、以下の3つのステップで行います。

1. 通常の縫合結紮トレーニング(5~10分):デバイスの中央で通常の手術操作を行い、自分の操作感覚を知るステップです。
2. 手ブレ矯正トレーニング(5~10分):指定された溝に鉗子を置き、手の安定性を意識しながら操作します。このステップでの意識が、後のステップに生きてきます。
3. 再度、通常の縫合結紮トレーニング(5~10分):再びデバイス中央で操作を繰り返し、安定感の向上を実感することができます。

このトレーニングを定期的に行うことで、手術スピードや精度の向上が期待されます。

販売開始日と価格



PivotOneは12月6日から販売が開始されます。価格は24,000円(送料・消費税別)で、2本セットでの販売となります。この価格は、医師が日々のトレーニングの質を向上させるための投資と考えられます。

まとめ



PivotOneは、医師たちのスキル向上の手助けをするために開発された、まさに現場のニーズに応えた製品です。持ち運びが簡単なデザインと二刀流機能を持ち合わせたこのデバイスを活用し、いつでもどこでも効果的なトレーニングを行ってみてはいかがでしょうか。忙しさに追われる医師たちにとって、日々のトレーニング環境を整えるための頼もしい味方となることでしょう。


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