エックスライト社が発表した新しいLED光源装置の特徴
エックスライト社は、LED照明の導入にともない、色彩評価に革新をもたらす新型標準光源装置「Judge LED」を発表しました。この装置は、業界標準に基づいて設計され、正確な視覚的カラー評価を実現するために開発されています。LED技術を活用し、環境規制への適合性も兼ね備えています。
この標準光源装置は、特に蛍光灯からのシームレスな移行を必要とする企業に向けたものです。前年比較的エネルギー効率の高いLED照明は、多くの工業分野で導入が進んでおり、その中でも色再現精度が求められる繊維業や自動車産業などにおいては、特に重要な役割を果たします。
高速・一貫性のある色評価
「Judge LED」は、様々な照明条件をシミュレートする7種類の光源を備えており、正確で一貫したカラー評価を実現します。これにより、サプライチェーン全体で色の一貫性を保つことが可能になります。業界をリードする標準光源を組み合わせ、色が認識に及ぼす影響を簡単に評価することができます。
主な特徴としては、瞬時の起動と安定した照度を提供。これにより、待ち時間がなくなり、作業効率が向上します。また、ディレクショナルD65昼光が用意されており、欠陥検査や複雑な仕上げを伴う製品の品質保護が可能になります。
デジタル評価機能の強化
最新の標準光源装置は、内蔵されたキャリブレーションモニターを通じて、物理サンプルとデジタルマテリアルツインの比較も行えます。デジタルプロトタイプと物理的製品の一貫性を確保し、カラーワークフローを統合することで、製品開発プロセスをさらに効率化していくことができます。
エックスライト社の戦略プロジェクト・ディレクター、アルバート・S・ラフォーレ氏は、「Judge LEDは、今後のエネルギー規制に対応するための重要なツールとなる」と述べています。これにより、企業は色の一貫性を保ちつつ、規制要件にも順応できるでしょう。
ローンチイベントのお知らせ
この新しい標準光源装置の発表を祝し、エックスライト社は特別なオンラインイベントを1月9日に開催します。米国東部時間の午前10時から行われ、技術専門家やブランドオーナーらが参加します。そして日本時間では、1月16日に日本語字幕付きのイベントも行われるので、興味のある方はぜひ登録しましょう。
この機会に最新の技術情報を得るチャンスです。カラー評価の最新トレンドや「Judge LED」の詳細に興味のある方は、参加登録をお忘れなく!
エックスライト社について
エックスライト社は、1958年に設立されて以来、色彩と外観に関する科学と技術のリーダーとして活動しています。世界中に800人以上の従業員を擁し、印刷、パッケージング、塗料、繊維など、さまざまな業界で広く使用されています。サプライチェーン全体で色の正確な管理とコミュニケーションを実現するためのソリューションを提供しています。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。