横浜オフィスプラザが新たなワークスペースに生まれ変わる
株式会社イトーキが、横浜にあるオフィス兼ショールーム「横浜オフィスプラザ」を全面的にリニューアルしました。このリニューアルは、今日の働き方において重要な「出社率」や「エンゲージメント」を高めることを目的に行われました。これにより、より良い働き方を提案する先端的な空間デザイン事例を、デザイナーの視点から解説するサイト「ITOKI WORK-Style Design」にて公開されています。
リニューアルの背景と目的
前回のリニューアルから16年が経過した横浜オフィスプラザでは、出社率とエンゲージメントの低下が課題とされていました。この問題を解決するために、グループ会社との同居を契機に全面リニューアルを実施しました。リニューアルのデザインコンセプトは「Your Stand」。これは「Yokohama」(横浜)の「Y」に加え、個人の「your」と組織の「our」を掛け合わせたもので、働く人たちが自然に訪れたくなるオフィスを目指しています。
空間デザインの特徴
新しいデザインでは、横浜が文化の玄関口であることを考慮し、社交空間としてのホテルラウンジを思わせるような設計がされています。特に、ベイエリアの美しい景観を一望できる窓際には、小上がりを設置し、自然と視線がその景観や配置されたプロダクトに向かう仕掛けが施されています。これによって、訪れる人々がリラックスできる空間が生まれ週末の時間を楽しむのにピッタリです。
リニューアル後の成果
実際リニューアル施行後の調査によると、出社率やエンゲージメントが大幅に向上したことが確認され、さらに横浜オフィスプラザのブランド価値向上にも寄与しています。この成果は、良い働きかけが企業全体の活性化や継続的な成長に繋がることを示しています。
ITOKI WORK-Style Designとは
「ITOKI WORK-Style Design」は、2023年12月にオープンしたデザインギャラリーサイトで、イトーキが手がけた最新の空間デザイン事例が掲載されています。このサイトでは企業価値を高める人的資本経営が注目される中、効果的な施策としてのオフィス環境の見直しが解説されています。また、「Realize(気づく)」をテーマに、経営理念を実現するオフィスの設計や「行きたくなるオフィス」を目指すためのヒントが紹介されています。
リニューアルを考えている方々にとって、役立つ情報が詰まったコンテンツが随時更新される予定です。また、最新オフィスのビジュアルや、デザインコンセプトに込められたお客様の思いや、個性的なデザイナーの紹介も行われています。これにより、訪れた人々が新たなインスピレーションを得られることを意図しています。
まとめ
横浜オフィスプラザのリニューアルは、働く空間の重要性を再認識させる事例となっています。そこで提供される新しい体験が、従業員だけでなく、企業全体のエンゲージメント向上につながるのではないでしょうか。興味のある方はぜひ、「ITOKI WORK-Style Design」で詳細をご覧ください。