横浜発のAIチャットボット「anybot」が国境を越えて誰でも使える時代へ

横浜発のAIチャットボット「anybot」の進化

神奈川県横浜市に拠点を置くエボラニ株式会社は、AIチャットボット「anybot」の新機能として、ChatGPTとの連携を強化した「anybot for ChatGPT」を発表しました。このアップデートにより、AIチャットボットの導入が以前にも増して簡単になり、企業の自動接客が進化します。これまでは、AIチャットボットの導入には数多くの障壁が存在しましたが、これらを克服することで、誰でも手軽に高精度のチャットボットを運用できる環境が整いました。

アップデートの内容

1. リアルタイムでのWeb情報の取得

「anybot for ChatGPT」は最新のインターネット情報にリアルタイムでアクセスし、回答を生成できる機能を持っています。これにより、ユーザーからの問い合わせに対して最新のFAQや製品情報を基に適切な回答ができるようになりました。また、マーケティングリサーチにおいても、業界のトレンドや競合の動向を瞬時に分析することが可能になりました。

2. 学習用データ形式の拡充

WordやPowerPointなど、多様なファイル形式の学習が可能になりました。企業は、内部資料やマニュアルをそのままアップロードすることで、AIに効率的に学習させることができます。変換作業が不要なため、導入準備にかかる時間と手間が大幅に削減されます。

3. 利用コストと学習時間の大幅削減

新しいアルゴリズムを採用したことで、「anybot for ChatGPT」の利用にかかる費用と時間が大幅に軽減されました。従来、数分を要していたトレーニングが数秒で完了するため、より気軽にAI機能を日常業務に取り入れることができます。

4. LINE上でのUX（ユーザー体験）の向上

AIが回答を生成する際に、入力中のアニメーションが表示されるようになり、ユーザーは待機時間を感じにくくなります。これは「今、AIが考えている」という安心感を提供し、よりスムーズなコミュニケーションを実現しています。

チャットボットのビジネス活用

「anybot for ChatGPT」は、カスタマーサポートや顧客対応に効果的です。人手不足やコスト削減が急務の今、このAIチャットボットはリアルタイムでの対応が求められる多様なビジネスシーンにおいて、非常に有用なツールと言えるでしょう。特に、顧客からの問い合わせが多い業界では、AIが自動で応答することで、人的コストを劇的に削減することが期待されています。

エボラニ株式会社について

エボラニ株式会社は2018年に設立され、横浜を拠点にIT技術を駆使したサービスを提供しています。AIチャットボット「anybot」を通じて、企業のデジタル化を促進し、地域の活性化やIT人材育成にも力を入れています。社内の情報を活用してストレスの少ない接客が可能になるこの技術の導入は、企業の競争力を高めることでしょう。