CELLORBが独立
2025-10-15 07:29:54

株式会社CELLORB、10億円調達で新たな一歩を踏み出す

株式会社CELLORB、eスポーツ界で新たな挑戦



神奈川県横浜市に拠点を置くeスポーツ関連企業、株式会社CELLORBが、10億円の資金調達を完了し、新たな経営体制に移行しました。リード投資家である東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)の支援のもと、CELLORBはこれまでの子会社から独立し、自立した企業としての道を歩み始めます。

新たに取締役COOに就任したのは、株式会社ユーザベースの共同代表を務めた佐久間衡氏です。佐久間氏は、これまでの経験を活かし、eスポーツやゲーム・エンターテイメントの可能性を広げ、新しい日本の基幹産業の創出に向けた戦略を推し進めるとしています。資金は、主に人材採用やシステムおよびIP開発に充当され、この分野での競争力を高めることを目指しています。

eスポーツ業界の急成長


近年、eスポーツは急速に成長を続けており、世界中での注目が集まっています。例えば、2024年には賞金総額7,000万ドル(約100億円)のeスポーツワールドカップが開催予定で、2025年にはスポーツ基本法の改正によりeスポーツに関する規定が整備される見込みです。また、日本eスポーツ連合(JeSU)がオリンピックに向けた準加盟団体と認められ、2027年にはオリンピックにおいてもeスポーツゲームズの開催が期待されています。

このような背景のもとで、CELLORBは2024年に株式会社VARRELと株式会社TOPANGAを統合し、新たなスタートを切りました。eスポーツチームである「VARREL」、格闘ゲームコミュニティ「TOPANGA」、格闘ゲームアパレル「+1F」、さらには高校のeスポーツ部の支援「クラサポ」などの活動を通じて、業界全体を持続的に発展させることを目指しています。

ゲームと文化の架け橋


世界のゲーム人口は約37億人にのぼり、ゲームは国境や世代、文化的背景を超えて多くの人々を結びつける力があります。CELLORBは、このゲームの可能性を信じており、eスポーツやエンターテイメントが日本の新たな基幹産業へ成長することを目指します。

UTECの代表取締役COO、坂本教晃氏は「CELLORBが挑戦するeスポーツ領域は未だ理解されていない部分も多いが、将来的にはエンタメ業界にとどまらない大きな影響を与えるだろう」と comment し、CELLORBの取り組みを評価しています。

資金調達先には、D4VやEX Innovation Fund、地域と人と未来株式会社、SMBCベンチャーキャピタルなど、各種投資会社が名を連ねています。

新任COOのビジョン


佐久間衡氏は、「ゲームが大好きで、eスポーツの可能性を信じている」と語り、個人で楽しむことと人と人をつなげることの両方がゲームの力であると強調しています。彼は「ゲームの可能性を信じ、その実現に向けた仲間を探している」との呼びかけもしています。

この新たな体制のもと、CELLORBは日本のeスポーツ業界をリードし、次世代のIP産業の一翼を担うことを目指しています。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社CELLORB
  • - 所在地: 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号ウィザードビル402
  • - 代表者: 代表取締役社長 鈴木文雄
  • - 事業内容: eスポーツ事業
  • - URL: https://cellorb.jp

このように、CELLORBは新たな資金と人材をもって、eスポーツ界の発展に大きく貢献していくことが期待されています。


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