OMO7横浜の魅力
2025-08-05 11:46:22

横浜市庁舎跡地に誕生する新ホテル「OMO7横浜」の魅力とは?

新たなランドマークとしての「OMO7横浜」



2026年春、神奈川県横浜市に新たなホテル「OMO7横浜」がオープンします。このホテルは、戦後の建築物として初めて横浜市に認定された歴史的建造物「旧横浜市庁舎行政棟」を利用しています。地域のシンボルであるこの建物は、日本のモダニズム建築の巨匠・村野藤吾が設計したもので、開港100周年を記念して建設されました。

歴史的価値と新たな佇まい


横浜市庁舎は長年にわたり市民の生活の一部であり、その記憶は今でも多くの人々の心に刻まれています。このたびの認定に関して、横浜国立大学の吉田鋼市名誉教授は「新旧が融合した新たな都市のランドマークが形成され、地域の歴史を継承する重要な要素」と評価されました。これにより、OMO7横浜は横浜の歴史的な景観の一部としての役割も担います。

新旧融合の魅力


OMO7横浜は、ただの宿泊施設ではありません。新旧融合のコンセプトをもとに、市庁舎の歴史的要素を残しつつ、現代のホテルとしての機能を兼ね備えています。具体的には、元市民広間の大階段を再製作し、ホテルロビーの中心に位置づけることで、訪れる人々に懐かしさと新鮮さをもたらします。また、旧市会棠の本会議場はラウンジやレストランとして再利用され、歴史を感じる食事体験を提供します。

さらに、辻晉堂氏が制作した泰山タイル壁画もそのまま保存され、カフェスペースではこれを活かした趣のある空間が広がります。これらの取り組みを通じて、横浜の伝統を愛する訪問者たちにも喜ばれることでしょう。

地域活性化への貢献


OMO7横浜の開業は、横浜市の新たなにぎわいを創出する一翼を担います。ホテルには、地元の魅力を深く掘り下げるための「OMOレンジャー」や、観光ガイドには載っていない隠れた魅力を集めた「ご近所マップ」が用意されており、滞在中に横浜を深く理解する手助けを行います。

アクセスと施設概要


新ホテルの所在地は、横浜市中区港町で、関内駅から徒歩わずか1分の好立地です。276の客室を完備し、モダンなデザインで統一された内装は、滞在するゲストに快適でリラックスできる空間を提供します。

また、設計を担当した竹中工務店や成瀬・猪熊建築設計事務所によるインテリアデザインも見逃せません。彼らは、村野氏の設計思想を忠実に守りつつ、現代的な要素を巧みに融合させています。

最後に


横浜の歴史を感じることができる「OMO7横浜」は、ただの宿泊施設ではなく、地域の魅力を再発見する場でもあります。2025年10月からは予約が開始されるとのことなので、ぜひその時を楽しみにしていてください。市民と観光客が集う新たな拠点として、横浜の風景の一部となること間違いなしです。


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