カメルーン・ロベケ国立公園のゾウ保護活動に向けた支援募集
毎年8月12日は「世界ゾウの日」として、ゾウの保護を考える日です。この日を記念して、認定NPO法人UAPACAA(ウアパカ)国際保全パートナーズが、カメルーンのロベケ国立公園におけるマルミミゾウの保護活動へ向けたクラウドファンディングを開始しました。
ロベケ国立公園の現状と活動
カメルーン政府およびWWF(世界自然保護基金)カメルーンと協力し、私たちは野生生物の保護と現地コミュニティの持続可能な開発に取り組んでいます。この公園は、マルミミゾウの重要な生息地であり、国境を越えて密猟が行われるなど、厳しい状況にあります。
具体的な活動内容としては、密猟対策のためのレンジャー装備の支援や、公園内のガードポストの運営費の確保が含まれています。また、現地の経済発展に繋がる「野生動物エコツアー」の推進や、地域の農村開発にも力を入れています。こうした取り組みがコミュニティの生計向上にも寄与し、環境保護と社会的な発展の両立を目指しています。
支援の歴史と重要性
私たちの活動は、2012年にロベケ国立公園が世界自然遺産に登録された際に始まりました。当時、この地域は国際密猟団による危機にさらされており、マルミミゾウたちは数を減らす一方でした。2012年に初めて現地を訪れた岡安代表理事は、密猟の実態を目の当たりにし、その深刻さに驚愕しました。
2016年には、ロベケのマルミミゾウが半減しているとの調査報告があり、このままでは絶滅の危機に直面することが懸念されました。しかし、私たちの支援が続く中で、活動の成果を少しずつ感じられるようになっています。昨年は、2年連続でマルミミゾウ「密猟ゼロ」を達成するなど、進展が見られました。
今後の課題と支援の呼びかけ
しかし、国際情勢の不安定化や新型コロナウイルスの影響など、依然として挑戦が続いています。エコツアーのプロモーションが難しくなり、地域経済が停滞することで再び密猟が増えるリスクが高まります。こうした中で、私たちは引き続き日本からの支援が不可欠だと考えています。
現在、クラウドファンディングを通じて、必要な活動資金を募集中です。物価の高騰や円安の影響を受け、必要経費は1000万円を超える見込みです。皆様の温かいご支援が、ロベケ国立公園の自然保護活動を支える大きな力となります。
集まった資金は、密猟対策に必要な資材の購入やレンジャーの訓練、エコツアーの振興など、多岐にわたる活動に活用されます。また、地域の人々が持続可能な方法で生計を立てるための支援も行っています。
まとめ
森林の中に生息するマルミミゾウは、単なる野生動物ではなく、地域の生物多様性や生態系の重要な一員です。彼らの保護は、我々の未来にとっても重要な意味を持ちます。ぜひ、活動をご理解いただき、私たちと共にマルミミゾウの保護にご協力いただけると幸いです。支援募集は9月末まで、皆様の心温まるご支援をお待ちしています。
詳細は
こちらのリンクからご確認ください。