女性研究者の訪問
2025-12-30 21:45:19

岡山大学で行われたUNCTADプログラム若手女性研究者の訪問

2025年11月21日、岡山大学には特別なゲストが訪れました。国際的なプラットフォームである国連貿易開発会議(UNCTAD)からの短期プログラムに参加する若手女性研究者、Loraine Kay D. Cabralさんが、日本の岡山大学を訪問したのです。Cabralさんはフィリピン出身で、フィリピン科学技術省で健康推進に関わる研究を行なっている方です。

この訪問の目的は、岡山大学の那須保友学長との意見交換であり、Cabralさんの研究テーマである「バイオバンク」についての理解を深めることです。当日は、Cabralさんの受け入れ教員である森田瑞樹教授も同席し、活発な意見交換が行われました。Cabralさんは、「この研究の機会を与えていただき感謝している」と述べ、日本とフィリピンの異なる地理的条件や医療システムの課題についても触れました。また、彼女は帰国後にフィリピンでのバイオバンクの発展に貢献したいと意気込みを見せました。

また、この日にはランチミーティングも開催され、那須学長や森田教授との交流が深められました。交流の後、Cabralさんは岡山後楽園や岡山城を訪れ、日本文化にも触れる機会がありました。特に着物の着付けや、抹茶体験は彼女にとって新鮮な体験だったようです。

岡山大学とUNCTADの関係は深く、2020年には、SDGs(持続可能な開発目標)を達成するための科学技術イノベーションに関する包括連携協定を締結しています。これは、日本の大学として初めての試みであり、途上国からの若手女性研究者に対して短期の研修及び共同研究を行うプログラムが毎年実施されています。

今年度からは新たに中南米の若手女性研究者も対象に加わり、国際的な人材育成がますます広がっています。

ノあっても、岡山大学は引き続きUNCTADと連携し、持続可能性やイノベーションをテーマにした研究の発展に貢献していきます。地域中核の研究大学として、岡山大学の活動に今後も注目が集まるでしょう。国際交流や地域への影響、さらには持続可能な開発に向けた取り組みは、岡山大学が世界へ発信する大きな役割を果たしています。


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