カヤックとTRANBI提携
2025-06-12 15:35:19

カヤックとTRANBIが地域支援の新たな取り組みをスタート!

カヤックとTRANBIが手を組む!地域経済を支える新たな試み



神奈川県鎌倉市に本社を置く株式会社カヤックと、東京都港区の株式会社トランビが業務提携を結びました。提携の目的は、事業承継やM&Aマッチングプラットフォーム「TRANBI」を通じて、地域の中小企業と地域外からの移住希望者を結びつけることです。

提携の背景


2025年には国民の実に5人に1人が75歳以上になるとされ、これが「2025年問題」と呼ばれる深刻な状況を引き起こすと懸念されています。特に地方における中小企業の後継者不足は深刻で、厚生労働省の報告によると、企業の約99%が中小企業である地域において、2023年時点で約半数が後継者不在というデータも出ています。

このような現状を受けて、カヤックが運営する「スマウト」は2018年から地域との関わりを希望する人々と地域事業者をつなぐプラットフォームとしての役割を果たしてきました。今回の提携により、より多様な事業承継の選択肢を提供し、地域経済の持続性を高めることを目指しています。

取り組みの詳細


本提携では、まず「スマウト」に特設ページを開設し、事業承継の具体例や情報を提供していきます。また、事業承継に初めて興味を持つ方でも理解できるコンテンツを用意し、マッチングの場としても活用できるように構築されます。特に「“エモい”事業承継」をテーマに、自身の地域や企業への愛着を大切にした事業承継を提案します。

さらに、移住と事業承継を結びつけるリアルイベントも開催される予定です。初回となる「地域に眠る“想いある事業”を継ぐには?」という講座は2025年7月4日に東京で開催され、事業承継の基本や実際の体験談を共有する場として期待されています。

事業承継の重要性


近年、黒字経営を維持しているにも関わらず後継者が見つからず廃業を余儀なくされる企業も増加しています。そのため、事業承継は単なる経済活動の維持だけでなく、地域の文化や価値を守るためにも不可欠なプロセスと言えます。カヤックとTRANBIが提携することで、地域内外の人々が見える形で企業を引き継ぐ道を開き、地域活性化の新たな選択肢が生まれます。

結論


今回の提携は、地域経済の持続可能性を高めると同時に、「エモい」事業承継を実現するための重要なステップといえるでしょう。これにより、地域が抱える課題を解決しつつ、新たな関係人口の創出や企業の地域貢献を促進することが期待されます。カヤックとTRANBIの二つの会社が共に歩むことで、地域への愛着が継承され、未来への発展につながることを願っています。


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