NTT東日本 北海道事業部が『BOOST』を導入し、若手社員の精神的健康を向上
NTT東日本株式会社(以下、NTT東日本)北海道事業部は、社員の心身の健康と成長を促すため、タレントサクセスサービス『BOOST』を導入しました。このプログラムの結果、若手・中堅社員のエンゲージメントが最大11%向上し、若手においてはストレスが38%も減少しました。
実施の背景
リモートワークの普及といった新たな働き方の中で、健康的な職場環境を整えることが急務とされています。特に、若手社員のメンタルヘルスが重要視されている今、NTT東日本は社員の成長支援とともに、組織力の強化を目指してきました。
『BOOST』は、AIとコーチングの技術を融合させたサービスで、認知行動療法(CBT)に基づいています。参加者は、専属コーチとの1対1のセッションを受け、週に15分のAIセルフセッションに取り組む中で、ストレス対処力を高めることが狙いです。
実施概要
2025年10月20日から12月20日までの約3ヶ月間、NTT東日本北海道事業部の20代から60代の社員10名を対象に、月1回のコーチとの面談と週15分のAI利用を実施しました。この取り組みでは、ストレス対処力の向上、コンディションの改善、行動変容の仕組みを検証しました。
実施結果
プログラム実施率が92%に達し、参加者全体のコンディションスコアは初週比で平均33%改善。エンゲージメントは若手で7%、中堅で11%の向上を見せ、若手のストレス負荷レベルは38%も減少しました。これにより、キャリア明確性や生産性も改善されるなど、多くの指標で成果が出ました。
具体的には、参加した若手社員の中には、自分から人との関わりを積極的に持つようになったというAさんや、不安を言葉にし、小さな行動へとつなげたBさんといった声が寄せられています。
参加者の声
プログラムの満足度は100%で、コーチとの面談も高評価でした。「人と関わるミッションを設定することで、職場に対するイメージがポジティブに変わった」といった感想が聞かれ、自己理解が進んだ結果、自己決定の重要性にも気づくことができた参加者もいました。
担当者のコメント
NTT東日本 北海道事業部の担当者は、今回の取り組みを通じて、若手社員が自分の不安や悩みに向き合い、前向きに業務に取り組む姿勢が見られたことに驚きを感じています。今後は、さらに多くの社員に対してこの取り組みを拡大していく意向を示しています。
BOOSTを通じて得られた成果は、NTT東日本のみならず、他の企業にも有益な示唆を提供してくれることでしょう。健康経営の重要性が再確認されたこの事例を、多くの組織が参考にして、社員の精神的な健康を守るための仕組み作りに取り組むことを期待しています。