次世代育成講座
2025-12-01 15:53:56

次世代エンジニア育成に向けた小野測器の学童保育向け講座開催

次世代エンジニア育成に向けた小野測器の学童保育向け講座



神奈川の地で、地域貢献と次世代のエンジニア育成を目的とした小野測器の取り組みが注目を集めています。株式会社小野測器は、神奈川大学工学部機械工学科の山崎徹研究室と協力し、学生たちに実際の仕事の体験を通じて「モノづくりの楽しさ」を伝えるイベントを開催しました。特に、最終日にはNPO法人おかえりが運営する学童保育向けに「コップマイクロフォンづくり教室」が行われ、学生たちが子どもたちに楽しさと学びを提供しました。

仕事体験の意義と内容


この取り組みは、学生たちが学びの場を提供されるだけでなく、実際に自分たちが学んだ知識を子どもたちに伝えることでリーダーシップやコミュニケーション能力を育てることも目的としています。神奈川大学から参加した6名の学生たちは、身近な素材を使ってマイクロフォンを組み立てる過程を通じて、技術の基礎を学びました。子どもたちに向けたイベントでは、マイクロフォンの原理や制作過程を的確に伝えることが求められ、その準備が功を奏しました。

「学童向けの資料作成は一筋縄ではいかずチームで役割分担しましたが、非常に充実した経験となりました」と話すのは、参加した神奈川大学の4年生、荒木雄大さんです。彼は、子どもたちとのコミュニケーションを楽しみながら、モノづくりの楽しさを実感させることに成功しました。

地域との連携


NPO法人おかえりの副理事長、伊東圭昌さんも「地域の皆さんのおかげで、子どもたちに科学技術の重要性を実体験を通じて伝えることができました」と感謝の意を示しました。このように、地域企業や大学、NPO法人が連携することで、地域に密着した教育の場が創出される点は大変評価できます。

学生と子どもたちの交流


イベントの最終日には、参加した学生たちが学童保育の児童たちと一緒にマイクロフォンを製作しました。実際に音が録音できる瞬間を見て、子どもたちの目が輝いていたのが印象的でした。ダイナミックな体験を通じて、学生たちは教えることの喜びや自身の成長を実感しました。

「子どもたちと一緒にモノづくりをする中で、教える立場としての責任感やチームワークの大切さを学びました」と教授の山崎徹先生は語ります。

このような取り組みを通じて、小野測器は「人とテクノロジーのより良い関係」を実現し、地域とのつながりを強化し続けています。製造業の未来を担う若者たちが育つこのような環境が整うことで、神奈川の地域社会は一層活性化していくことが期待されます。

開催概要


  • - 開催日: 2025年10月22日(水)、11月10日(月)、11月30日(日)の計3日間
  • - 開催場所: 横浜市緑区にある小野測器の横浜テクニカルセンター
  • - 主催: 株式会社小野測器
  • - 協力: 神奈川大学工学部機械工学科、NPO法人おかえり

これからも小野測器のように、地域社会へ向けたモノづくりの楽しさを広め、次世代を育成する取り組みが続いていくことでしょう。地域の子どもたちが未来の技術者として成長していく姿を期待しています。


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