新しい気流システム
2026-09-15 08:39:23

セイコー・エステートが提案する新しい気流発生システム「TerraceAir™」

自然の風を室内に取り込む「TerraceAir™」



福岡に本拠を置く株式会社セイコー・エステート&ディベロップメントが、自然界に見られる「1/fゆらぎ」を模した新しい気流発生システム「TerraceAir™」の特許と商標を出願しました。このシステムは、一般的な空調や送風装置とは異なり、室内空間に自然な変化がある気流を作り出すことを目指しています。

1/fゆらぎの原理とは



「1/fゆらぎ」とは、自然界の中で見られるリズミカルな変化のことで、風や波の動きがこれに当たります。この理論を応用することで、室内の気流に変化をもたらし、より快適な空間を創出することができます。TerraceAir™では、建物の設計段階から通風経路を組み込むことで、送風設備をあえて露出させず、空間全体に風を感じさせるような工夫がなされています。

悩ましい猛暑への対応



近年、異常気象や猛暑が続く中で、室内環境の快適さが一層重要視されています。ただ単にエアコンを増やすのではなく、建物そのものから「風」を考えることが求められています。それに応える形で、TerraceAir™は「熱」と「風」の両面から環境改善を図ることが期待されています。先に開発された「CoolSkin®」技術が外的要因の「熱」に対するアプローチであったのに対し、新たにフォーカスされた「TerraceAir™」は内部的要因の「風」に主眼を置いています。これにより、不動産開発や建築の分野でも新しい価値が生まれる可能性があります。

利用シーンの拡がり



TerraceAir™は、特に人々が長時間過ごす空間、例えばホテルのロビーや客室、オフィスの執務室など幅広く活用されることが見込まれています。利用場面を考慮して設計されることで、居住者が通風を感じやすくするだけでなく、建物の美観を損なわないデザインが重視されています。これにより、見た目にも美しい快適空間が実現されます。

技術の今後



現時点において、TerraceAir™はまだ実用化には至っていませんが、今後は試作や性能検証を通じてその効果を明らかにし、実用化を目指していきます。研究開発の過程では、大学や研究機関との連携も模索し、気流の制御技術や測定方法を確立していく予定です。

まとめ



セイコー・エステート&ディベロップメントの取り組みは、従来の建築技術に新しい視点をもたらすものといえるでしょう。「TerraceAir™」の進展により、急速に変わる気候環境への対応が一つの解決策として注目されています。今後の動向から目が離せません。


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