インフィニテグラのウェアラブルカメラMCS-AN362の全貌
インフィニテグラ株式会社は、最新のウェアラブル技術を駆使した新製品、MCS-AN362を発表しました。このカメラは特に高速フォーカス機能に優れ、様々な現場での撮影ニーズに応えます。特に建設現場や電気・ガスインフラの保守業務、機械のメンテナンス、製造業などにおいて、必要不可欠なアイテムとなることを目指しています。
高速フォーカスの魅力
MCS-AN362の最大の特徴は、その名の通り、高速でのフォーカスを実現している点です。実際に撮影した時、被写体が移動したとしても、約0.1秒という驚異的なスピードで新しいフォーカスが合わせられます。この性能により、忙しい現場でも的確に必要な情報をキャッチできます。特に巻き尺やメーター、機械の銘板など、撮影対象が限られるシーンでもその効果は発揮されるでしょう。
使いやすいデザイン
このカメラは片手で簡単に取り扱え、着脱もスムーズに行えるため、忙しい作業中でも負担を感じることはありません。さらに、接写モードでは4cmまで近づいての撮影が可能となっており、小さな部品や詳細な情報をしっかりと捉えることができます。これは、特に精密な作業を行う現場で重宝されます。
クロップズーム機能
MCS-AN362は、フルハイビジョン(1,920x1,080ピクセル)での撮影を行う際に、クロップズーム機能を搭載しています。この技術は、画像を縮小した後に切り抜くことによってズームを効かせるもので、通常のデジタルズームに比べて圧倒的に画質を維持できます。そのため、劣化することなく鮮明な画像を得ることができるのです。
ボタン操作の工夫
カメラには便利な外部ボタンが2つ装備されています。「×ボタン」は多目的に設定でき、ユーザーのニーズに応じて自由にカスタマイズが可能です。「●ボタン」は静止画撮影専用で、1,200万画素の高画質画像を提供します。これによって、多様なシーンでの撮影が実現し、業務の効率化に貢献します。
スマホやPCとの連携
MCS-AN362は、AndroidやWindowsのアプリケーションと連携することができ、カメラをスマホやPCに接続することで、リアルタイムでのデータ表示や録画、静止画撮影を行えます。また、インフィニテグラが提供するウェアラブル通信システム「ラズビジョン」と連携することで、現場でのデータを効率よく事務所に送信できるので、遠隔作業のサポートも充実しています。
注目の展示会
このMCS-AN362は、2025年1月22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「ウェアラブルEXPO」で初めてお披露目され、続いて2025年2月6日には神栖市で開催される「DXソリューションフェア In KAMISU」にも出展される予定です。この機会に、新たなテクノロジーを体感できるでしょう。
企業の背景
インフィニテグラ株式会社は、業務代替による人手不足の解決や、働き方改革を推進することを目的としたウェアラブルシステムの研究開発を行っています。国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録されており、建設現場をはじめ多様な業種で成果を上げています。これからも、更なる技術革新を追求し、社会に貢献する存在であり続けるでしょう。
詳しい情報は公式サイトで確認できます。
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