Umee Technologiesが資金調達を実施し話術AIを進化させる

組織を進化させる話術AI『Front Agent®』の躍進

東京都調布市に本社を置くUmee Technologiesは、話術AI「Front Agent®」を開発・提供しており、この度シリーズAラウンドで3億円の資金調達を実施しました。この資金は、ビジネスチームの構築やプロダクト開発体制の強化を目的としており、今後の採用活動にも大きく影響を与えることが期待されています。
Umeeは「技術で人を進化する」というビジョンのもと、営業職や顧客対応において効果的なコミュニケーションスキルをAIが支援することで、商談の成功率を高めています。

資金調達の背景

今回の資金調達には、新規投資家としてグリーベンチャーズとみずほキャピタル、静岡キャピタル、サイボウズ、M-SOLUTIONS、トヨクモ、タスキホールディングスが参加。また、既存の投資家であるQXLV（クオンタムリープベンチャーズ）も引き続きサポートしています。この資金を活用して、Umeeはさらなるプロダクトの拡充や営業チームの強化を図ることを目指しています。

Front Agentは、商談や顧客とのやりとりをリアルタイムで分析し、効果的な話し方をレコメンドするAI技術です。導入から次々と成功事例を生み出し、150社を超える企業に活用されているという実績がその信頼性を裏付けています。導入企業の中には、営業未経験の新人が短期間でベテランの売上を超える成果を挙げた事例もあり、その効果は確かなものとされています。

人の成長にフォーカスしたアプローチ

Umeeが開発したAIは狙いを持って話者の心理や会話の文脈を解析し、それに基づいたコミュニケーションを実現します。これにより、従来の営業手法では捉えきれなかった人の思考や行動に焦点を当て、成長の糧となる要素を見出すことが可能となります。このアプローチは、AIを使って組織全体を進化させるだけでなく、個々の営業担当者の能力向上にも寄与します。

AX (AI Transformation)の展望

同社は新たに「AX (AI Transformation)」というプロジェクトをスタートさせており、これはAIを単なる業務効率化のツールとして位置づけるのではなく、人の創造力を最大限に引き出す変革を目指しています。これにより、人がより高度な判断や創造的な活動に集中できる環境を整えることを目指します。
今後、UmeeはAI機能の強化を図り、営業やマネジメントの在り方を変革し、より多くの企業に恩恵をもたらすことを目指しています。

採用活動の強化

Umeeでは、今後のプロダクト開発体制の強化に向け、CXO候補を含むさまざまなポジションの人材を積極的に採用しています。特に開発や営業に関連する職種を中心に、即戦力となる人材を求めており、興味のある方にはオンライン会社説明会への参加を勧めています。これにより、社内のビジョンや事業展望を直接知ることができ、将来的な働き方について具体的なイメージを持つことができる貴重な機会が提供されています。

まとめ

Umee Technologiesは、話術AIという新しい領域での挑戦を続けながら、メンバーの採用に力を入れ、今後の成長を見据えたさまざまな取り組みを展開しています。AI技術の進化を背景に、組織全体の進化を促すプロダクトを提供し、ビジネスシーンにおける新しいスタンダードを確立する日も近いと言えるでしょう。彼らの今後の動向に注目です。