ミニマルミュージックの先駆者テリー・ライリー、90歳を祝う特別コンサート開催
2025年、音楽界の偉大な作曲家であるテリー・ライリーが90歳を迎えるのを記念し、神奈川県立音楽堂と東京藝術大学奏楽堂で特別コンサートが開催されます。このイベントは、ミニマルミュージックの創始者として知られるライリーと、グラミー賞を3度受賞した名アンサンブル、クロノス・クァルテットの特別な共演によって実現するものです。
歴史的な日本初共演
ライリーは、ミニマルミュージックの先駆者として長年にわたり音楽シーンに深い影響を与えてきました。その91歳の誕生日を祝うこのコンサートでは、音楽業界の仲間たちと共に彼の功績を称える予定です。ライリーは、特にパンデミックによってコンサートが中止となっていた数年間を経て、久々の日本来日を果たします。
クラウドファンディングの成功
実施されたクラウドファンディングは、3ヶ月間に渡り行われましたが、支援総額はなんと6,547,100円、303名の支援者により167%の達成率を記録しました。この成果は、多くのサポーターの熱意によるもので、感謝の気持ちを強調しています。特設サイトが開設され、この特別コンサートのチケットが発売されます。
公演日程とチケット情報
公演は2日間にわたって行われます。6月25日(水)は神奈川県立音楽堂で、コロナ禍での開催が2度中止となった《サン・リングズ》が日本初演されます。また、6月28日(土)には東京藝術大学奏楽堂で、ライリーとクロノスの日本初共演が実現し、この公演のために書き下ろされた新曲も披露される予定です。
いずれの公演も全席指定で、一般販売は5月14日(水)10:00から開始され、先着順での購入が可能です。チケットは各種購入サイトから入手できますが、注意点としては就学前のお子様の同伴はできないため、ご了承願います。特別な音楽体験をお見逃しなく。
参加アーティストの紹介
テリー・ライリーは、多様な音楽スタイルを取り入れた革新的な作品を数多く生み出してきました。彼の後を継ぐアーティストや、ライリーから影響を受けた音楽家も多く存在し、今もなお幅広いジャンルで新たな音楽表現が広がっています。また、クロノス・クァルテットは、現代の弦楽四重奏の形を革新し続けるグループであり、その活動はこれまでに多くの賞を受賞しています。
この特別なコンサートは、ライリーの音楽を愛する人々にとって貴重な機会であり、忘れられない体験となるでしょう。テリー・ライリーの90歳を祝うこの伝説的な瞬間に、ぜひご参加ください。新しい音楽の旅が、ここから始まります。
詳細情報
主催はテリー・ライリーMatsuri2025実行委員会で、共催にはKronos Performing Arts Associationや東京藝術大学が名を連ねています。大切なイベントに向けた準備は着々と進んでおり、皆様の応援を心よりお待ちしております。