全社DXを実現
2025-09-10 11:04:59

NTTデータMSEが導入したAIヘルプデスクが全社DXを実現

NTTデータMSEが進める全社DXの新展開



株式会社NTTデータMSE(本社:神奈川県横浜市)は、全社的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中で、AIヘルプデスクを導入した成果が明らかになりました。この取り組みは、特に社内情報の一元化を目指すものであり、約2,000人の社員が利用可能なプラットフォームが構築されています。

社内の情報管理の現状と課題



新しいテクノロジーが進化する一方で、多くの企業では「必要な情報が見つからない」という問題が顕在化しています。調査によると、社員は社内情報を探すために1日あたり平均1時間5分を費やしており、そのうちの77%が自力で情報にアクセスすることができないと回答しています。このような状況は、業務の生産性を低下させる原因ともなっていました。

AIヘルプデスクの導入経緯



NTTデータMSEは、こうした課題を解決するため、HelpfeelのAIヘルプデスクを導入することを決定しました。導入目的は、社員が簡単に全社の知識へアクセスできる環境を整え、業務効率を高め、生産性向上を図ることです。

段階的な情報整備と運用



導入過程では、14部門の情報を段階的に整備し、既存のFAQやイントラネットから情報を抽出して正確性を確認しながら記事化を進めました。これにより、870件以上の情報が整備され、全社員が共通して利用できるプラットフォームが構築されました。

導入効果と社員の反応



新たに設置されたAIヘルプデスクは「MSEコンシェルジュ」と呼ばれ、導入からわずか半年で社員の60%以上が利用するという結果を得ています。従来のチャットボットと比較しても、その浸透率は2倍以上に達しました。

さらに、問い合わせ対応にかかる工数は最大で70%削減され、社員からは「圧倒的に早く情報が見つかるようになった」との声が寄せられています。これにより、社員が本来の業務に集中できる環境が整い、大きな好循環が生まれました。

今後の展望とさらなる機能追加



今後は、PDF文書内の該当部分を直接検索できる機能や重要情報のプッシュ配信など、さらなる利便性向上を目指しています。これにより、社員は「情報を探しに行く」だけでなく、「確実に情報を受け取る」ことが可能になります。システムの変更や社内イベントに備えた体制も整え、全社の生産性向上を支える方針です。

全社的な取り組みとして、このAIヘルプデスクがNTTデータMSEの業務に与える影響は非常に大きいと言えるでしょう。今後の展開に期待が寄せられています。詳細はこちらからご覧いただけます。


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