防災の大切さを学ぶ「第2回 防災ボランティアセミナー」
横浜市で、2025年6月21日(土)に開催される「第2回 防災ボランティアセミナー -能登半島地震から学ぶ-」についてご紹介します。これは、地域の防災力を高めるための重要なイベントです。
セミナーの背景と目的
このセミナーは、2026年に発生した能登半島地震の教訓を活かし、地域での災害対策を強化することを目的としています。能登の被災地での支援や復興活動を通じて学んだ経験を、地域の住民や学生たちと共有し、実践的な知識と技術を習得する機会を提供します。
地域住民や高校生、大学生を対象に、自助と共助の意識を高めるためのワークショップも用意されています。具体的な技術や行動変容を促す内容が組まれており、参加者は自身で防災対策を考える力を養うことができます。
内容とプログラム
セミナーでは、基調講演やパネルディスカッションが行われます。桐蔭横浜大学法学部の松田康博講師が基調講演を担当し、防災に関する専門知識を分かりやすく解説します。また、横浜市青葉区から、危機管理や地域防災についての講演を聞くことができる貴重な機会です。
さらに、珠洲市の観光大使である光眞章氏が復興支援の経験を語る講話もあり、学生たちの能登災害ボランティア活動報告も行われます。これにより、参加者は実際のボランティア活動を通じた必要なスキルや意識を学ぶことができます。
実技ワークショップ
特に注目すべきは、横浜市青葉消防署の協力による「救出・救命・搬送」の実技体験です。このワークショップでは、実際の状況を想定して、参加者が危機時に必要となる基本的なスキルを体得するプログラムが提供されます。
実践を通じて、災害時に自ら行動する力を育む内容となっており、災害に対する意識の醸成に寄与することを目的としています。
セミナーの詳細
- - 日時: 2025年6月21日(土) 13:00~17:00 (途中休憩あり)
- - 場所: 桐蔭学園アカデミウム(神奈川県横浜市青葉区鉄町1614)
- - 対象: 地域住民、高校生、大学生(定員60名、参加無料)
- - 申し込み方法: オンラインでのお申し込みが必要です。締切は2025年6月17日(火)10:00まで。
主催と共催
このイベントは、学校法人桐蔭学園が主催し、あざみ野商店会およびやさしい街あざみ野実行委員会が共催します。また、横浜市青葉消防署が協力しており、地域全体の結束が感じられる催しとなっています。
お問い合わせ
詳しい情報やお申し込みについては、桐蔭学園トランジションセンターまでお問い合わせください。
電話: 045-975-2100
メール:
[email protected]
このセミナーは、防災に関心のある方々にとって学びの場となるでしょう。地域の防災力を高め、皆で支え合うコミュニティを築くための第一歩を踏み出すために、ぜひご参加ください。