川崎・溝の口に新たな文化の創造拠点「MAZAKA」誕生

川崎・溝の口に誕生する新たな拠点「MAZAKA」

2026年4月に、川崎市・溝の口に新たな施設「MAZAKA」が誕生します。この場所は、自然と密接に結びつく建築を目指しており、地元の人々に新たな文化や価値を提供することを目指しています。MAZAKAは、森と隣接した場所に建設され、そこには自然の記憶が息づいています。

このプロジェクトは「野生を呼び覚ます」という理念のもとに展開されます。すなわち、この土地に息づく自然を尊重し、それを建築の中に取り入れ、未来の生活空間を創造することです。MAZAKAは飲食やショップ、アトリエなどのテナントを募集中で、地域の未来を共に作り上げていく“共鳴者”を求めています。

建築設計は、古谷俊一氏が手掛け、森との調和を重視したデザインが特徴です。光がコンクリートを透過し、空間を風が行き交う生活を想像させます。この設計は、自然の形状を取り入れた「湾曲スラブ」と呼ばれる独自の工法を用いており、商業施設では珍しい先進的なアプローチです。

このプロジェクトは、ただの商業施設ではなく、自然との共生を重視し、建物自体が時間と共に変化を持つ空間になることを目指しています。時間と共に植物が成長し、建物との一体感を持つ様子は、訪れる人々にも大きな感動をもたらすでしょう。

MAZAKAは、多様な文化が愉しめる場所を提供し、地域にとって新たな魅力を生み出すことが目標です。その中で、飲食店舗やオフィス、アトリエなども設けられ、さまざまな業種やアイデアを持つ人がこの場所で共に成長することが期待されています。

テナントの募集は、単に空間を借りるのではなく、土地の持つ潜在能力に共鳴し、これからの文化を共に育てていく意欲的なパートナーを探しています。業種や事業規模に制限はなく、自由な発想を持つ方々の参加が求められています。

2025年12月15日には、テナント希望者向けの内覧会が開催されます。このイベントでは、建築のコンセプトと空間体験を深く理解するためのツアーや解説、企画プレゼンテーションが行われます。関心のある方は事前に申し込みが必要です。

川崎・溝の口の新たな拠点「MAZAKA」は、自然との共生をテーマにした新しい文化の発信地として期待されています。地域の魅力を引き出すだけでなく、未来の世代へと受け継がれる場所を構築するためのプロジェクトです。興味のある方は、ぜひテナントとして参加し、新たな場所づくりに貢献してみてください。