TECROWD84号ファンドの魅力
不動産クラウドファンディングの新たなプロジェクト、TECROWD84号ファンドが、ついにその募集を終了しました。このファンドは、障がい者グループホーム「AMANEKU葛飾西水元」を対象にしており、投資家の皆様にとって注目の案件です。ここでは、その詳細についてご紹介していきます。
ファンドの基本情報
TECROWD84号ファンドは、障がい者向けのグループホームの建設資金を集めるためのファンドです。運営を手掛けるTECRA株式会社は、神奈川県横浜市を拠点とし、透明性を持った不動産クラウドファンディングサービス「TECROWD」を提供しています。このファンドにおいては、すでに建築確認が取得済みの土地に投資され、その後、グループホームの建設が行われます。実際に竣工は2026年3月に予定されています。
特に注目すべきポイントは、このファンドがキャピタルゲイン型であることです。プロジェクトの完了後、土地建物を売却し、その利益を投資家に配分、元本の償還が行われる予定です。そのため、早期に資金を回収したいと考えている投資家にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
障がい者グループホーム「AMANEKU葛飾西水元」の概要
このグループホームは、障がいを持つ方々を支えるために設計されており、24時間365日の支援体制を整えています。1階には男性、2階には女性専用の部屋が立地し、それぞれ定員が10名となっています。また、日中サービス支援やショートステイの受け入れも可能な設備を備えています。バリアフリーの設計が施されているため、身体的な障害を持つ方も快適に過ごすことができる設計になっています。
立地は東京とのアクセスも良好で、つくばエクスプレス「八潮駅」からバスで約10分、さらに「水元5丁目」から徒歩5分という便利さも魅力の一つです。
優先劣後構造について
このファンドでは、投資家が出資する部分に加えて、TECRA株式会社や指定された者が劣後出資を行っています。この構造により、万が一元本割れが発生した場合のリスクが軽減されています。あくまで劣後出資者が先に損失を負担するため、投資家の元本が減少するリスクは低く抑えられています。
投資の仕組み
TECROWDのサービスは、1口10万円から開始できるオンライン完結型の不動産投資です。このため、自宅にいながら手軽に不動産に投資を始めることができます。物件選びから契約に至るまで、すべてがオンラインで行われるため、手間も少なく、初心者でも取り組みやすい特徴があります。
おわりに
今回のTECROWD84号ファンドは、障がい者支援に深く関わる重要なプロジェクトであり、投資家にとっても大きな利点があるファンドと言えるでしょう。これを機に、より多くの方々が不動産クラウドファンディングへの関心を高めていくことを期待しています。