北九州市の地域活性化へ向けてパーソルと福原学園が連携協定を締結

北九州市における新たな地域活性化の試み

2023年10月27日、北九州市で産学協力による地域活性化を目指す新たな動きが始まりました。その中心には、神奈川県横浜市に本社を構えるパーソルコミュニケーションサービス株式会社と、福岡県北九州市に位置する学校法人福原学園との包括連携協定の締結があります。この協定は、シンプルなビジョン「はたらいて、笑おう。」のもと、学生の人材育成を通じた地域の活性化を目指したものです。

包括連携協定の内容

この協定は以下の4つのエリアに焦点を当てています。

1. 教育の強化: 社会人として必要とされるスキルの向上を目指す教育プログラムの強化。
2. 人材確保・育成: 企業が求める人材を育てるための基盤作り。
3. 就職支援: 学生へのキャリア支援や地元企業への人材採用支援を強化。
4. その他の取り組み: 協定の目的達成に向けた必要事項の実施。

パーソルコミュニケーションサービスは、福原学園に在籍する学生を対象に、ビジネススキルに関連した講義を実施し、希望者には実際に就業経験を積む機会を提供します。これにより、学生は学びながら実践的なビジネスの知識とスキルを身に付け、就業機会の拡大が図られます。

地域の雇用創出に寄与

この協定を通じて、教育機関と企業が連携し、地域の活性化と雇用の創出に貢献することを目指しています。パーソルコミュニケーションサービスは、コンタクトセンターの運営を含む幅広い事業を展開しており、これまでに北九州市内で約850名の社員が活躍しています。また、2016年には福岡県豊前市に「豊前サテライトオフィス」を設立し、地域経済の発展にも貢献してきました。

パーソルグループのビジョン

パーソルコミュニケーションサービスは、ヘルプデスクやITサポート、コンタクトセンター業務を中心にさまざまなアウトソーシングサービスを提供しています。「企業と顧客を人とICTの力でつなぐ」というメッセージのもと、顧客サービスの向上と企業価値の最大化に寄与しています。さらに、パーソルグループ全体は「はたらいて、笑おう。」というビジョンのもと、持続可能な社会の実現やSDGsの達成にも力を入れています。