近年、地域のつながりを育むことが重要視されている中、戸塚で進行中の「まちのクロスハッチング・プロジェクト」に注目が集まっています。このプロジェクトは、認定特定非営利活動法人こまちぷらすと有限会社スタジオニブロールが共同で取り組んでおり、地域に住む人々が自らの手で「まちの模様」を作り出すことを目的としています。
このプロジェクトの中心となるのは、地域の子どもたち約50人。彼らが参加するワークショップを通じて、自分たちが描いた「まちの模様」を形にしていきます。具体的には、その模様を布やステッカーにプリントし、ベンチやバッグ、クッションなど多様な製品へと展開していく予定です。その結果、参加者は自らのスキルを活かし、地域の風景を DIY 的に変わっていく体験を得ることができます。
この取り組みの一環として、2026年11月には「こどもまち冒険」というイベントが開催されます。この中では、製作したプロダクトのお披露目と共に、地域の人々が参加するDIYワークショップを実施予定です。これにより、戸塚の街が日常の中で人と人とのつながりを深める場所としての役割を果たしていくのです。
プロジェクトの目指すところは単に製品を作ることではなく、地域に密着した小さな仕掛けを通じて、家族や学校、職場との固定的な関係性にとらわれない「ななめな関係」を築いていくことです。このようなつながりが、地域の人々の孤立を減少させ、誰もが参加しやすい環境を整えることにつながるでしょう。
なお、2027年度には、このDIYレシピをもとにさらに多くのプロダクトが展開され、地域の多様な世代が自然と交流し合えるイベントも予定されています。プロジェクト名の「クロスハッチング」は、デッサンの技法を表したもので、まちの中に散りばめられた人と人との小さな関わりが重なり合い、豊かな文化やコミュニティが育まれていく様子を意味しています。
このような取り組みに参加したい方は、ぜひ8月に開催される「まちの模様」づくりワークショップをチェックしてください。地域の子どもたちがどのようにして「まちの模様」を描くのか、そのプロセスを見学することができます。
「こまちぷらす」は地域に根ざした活動を続け、今後も地域のつながりを育む様々なイベントやプロジェクトを展開していく予定です。興味のある方は、公式ウェブサイトを訪れて最新情報を確認してみてください。地域の文化づくりに楽しんで参加し、一緒に美しいまちへと変えていきましょう。