大創産業が地域貢献を推進
株式会社大創産業は、環境保護への取り組みを強化し、「瀬戸内オリーブ基金」との連携を発表しました。この取り組みは、香川県豊島の自然環境を支援することを目的としています。2024年10月から法人サポーターとして活動をスタートし、地域に根ざした製品の開発を進めています。
豊島事件との向き合い
香川県豊島は、1975年以降に発生した環境破壊「豊島事件」で有名です。大量の産業廃棄物の投棄により、この美しい島の自然が危機に瀕しました。しかし、地域市民のたゆまぬ努力が実を結び、2000年には公害調停が成立し、環境回復に向けた第一歩が踏み出されました。この歴史を踏まえた活動が、今回のプロジェクトに繋がっています。
新商品「SETOUCHI OLIVE」シリーズ
大創産業は、豊島のオリーブから採取したオリーブオイルを使用したスキンケア製品「SETOUCHI OLIVE」シリーズを発売することになりました。2025年11月10日より全国の「Standard Products」店舗で順次販売される予定です。
商品ラインナップ
1.
フェイスマスク
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価格:3枚入り300円(税込330円)、8枚入り500円(税込550円)
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特徴:オリーブ果実油、レモン果汁などを使用し、無添加にこだわる商品です。
2.
リップクリーム
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価格:300円(税込330円)
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特徴:保湿成分が豊富な自然由来のリップクリーム。
3.
洗顔石けん
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価格:500円(税込550円)
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特徴:全て天然成分で構成された石けん。お肌に優しく、保湿効果が高いとされています。
環境保全と地域貢献
これらの商品は、単なるスキンケア製品以上の意味を持っています。大創産業は、売上の一部をオリーブ基金に寄付し、瀬戸内海の環境保全活動へ貢献することを目指しています。また、商品購入者は自然保護への理解を深め、未来の世代に美しい自然を引き継ぐための一助となることが期待されています。
オリーブ基金の活動
瀬戸内オリーブ基金は、地域の自然環境を守り、再生させるNPO法人であり、建築家の安藤忠雄氏や弁護士の中坊公平氏が設立に関与しました。この基金の活動は、世代を越えた環境保護を目指すものであり、地域住民に愛される取り組みです。
商品サポートの特典
新商品発売に伴い、オリーブをイメージしたノベルティも提供予定です。これはオリーブ基金の認知を高めるための手段として機能し、購入者への感謝の気持ちを表現する一環です。これにより、持続可能な社会への意識が高まり、地域の環境保護活動がより広がることが期待されます。
まとめ
大創産業が手掛ける新しいスキンケア製品「SETOUCHI OLIVE」シリーズは、地域貢献や環境保護を意識した製品です。美しい瀬戸内海の自然を守りつつ、消費者にとっても価値ある商品を提供し続ける姿勢は、多くの人々に支持されることでしょう。今後の活動に注目が集まります。