マーク電子の株式譲渡
2025-01-17 13:29:20

医療機器メーカー「マーク電子」の株式譲渡が完了、次世代へ向けた新たな一歩

医療機器メーカー「マーク電子」の株式譲渡が完了、次世代へ向けた新たな一歩



株式会社マーキュリアインベストメントが関係する「きらぼしキャピタル・マーキュリアインベストメント投資事業有限責任組合」、通称「夢・かがやき1号ファンド」は、2018年からスタートし、中堅・中小企業の事業承継を支援してきました。そして、この度、同ファンドの第一号案件として、医療機器・計測機器の設計開発を行う株式会社マーク電子の全株式を、パスレル株式会社へ譲渡したことが発表されました。

マーク電子の概要



マーク電子は創業から50年を迎え、医療機器や各種計測機器の製造を手掛けている企業です。設計開発部門が強く、大手医療機器メーカーや大学・研究機関から高い信頼を集めています。しかし、創業経営者の高齢化に伴い、次世代への経営承継が非常に重要な課題となっていました。このような背景の中で、マーキュリアインベストメントが栄光ある事業を継承するために株式を取得しました。

ここ5年間、マーク電子は組織の再編や営業力の強化、収益管理システムの構築など、様々な施策を講じてきました。2024年10月には新たな経営陣のもと、パスレル社が設立され、マーク電子のさらなる成長と発展が期待されています。

株式譲渡の意義



今回の株式譲渡の背景には、マネージメント・バイアウト(MBO)の手法が存在します。MBOは、企業の経営者や現経営陣が自社の株式を取得することで、企業の所有権を獲得するやり方です。この手法によって、経営陣は企業の独立性を保ちながら、より自由に意思決定が行えるため、迅速な経営判断が可能となります。これは、マーク電子の将来に向けた企業価値向上につながるとファンドは判断しました。

さらに、今回のMBOに際して、きらぼし銀行や日本政策金融公庫からの協調融資が行われています。これにより、パスレル社は株式取得の資金を確保し、事業運営を支援される形となるため、今後もメインバンクとしての支援が続くことでしょう。

まとめ



マーク電子の株式譲渡は、医療機器分野における新たな成長戦略を示す一歩です。新経営陣のもと、さらなる発展が期待される中、地域経済や医療業界への影響も注目されます。今後の動向に、これまで以上に期待が高まります。マーク電子の公式サイトでは、今後の企業活動についての情報が掲載される予定です。興味のある方はぜひチェックしてください。

マーク電子公式サイト
マーキュリアインベストメント公式サイト


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