石垣島で新たな電動モビリティ「Limeラクモ」サービス開始！

石垣島で新たな移動手段「Limeラクモ」が始まる！

Lime株式会社は、このたび石垣島エリアにて、座って乗ることができる電動シートボード「Limeラクモ」のサービスを正式に開始しました。世界各国で展開される電動モビリティシェアサービスの一環として、観光地ならではの利便性向上や地域交通の課題解決に寄与することを目指しています。

「Limeラクモ」とは？

「Limeラクモ」は、座面がついているため、安心して移動できる電動シートボードです。この新しい移動手段は、観光客にとってとても便利で、特に観光需要が高まっている石垣島の環境に適しています。今回配備される車両の一部は、2025年の大阪・関西万博で使用されていたものを再利用しているため、エコロジーにも配慮がなされています。

石垣島の移動課題を改善

観光客の増加に伴い、石垣島では観光客の移動手段の確保が重要な課題となっています。レンタカーや観光バスが主流ではありますが、運転ができない観光客や高齢者には選択肢が限られているのが現状です。更に、島内のタクシーの数も限られているため、Limeラクモの導入はこの問題に新たな解決策を提案します。200台の「ラクモ」が導入されることで、移動の選択肢が増え、地域認知度も高まることが期待されています。

地域との連携と安全啓発

サービス開始に向けて、Limeは地域との連携を密にし、八重山警察署の協力のもとで安全啓発イベントを実施しました。石垣島で開催された「石垣島まつり」では、地域住民や観光客が参加できる安全試乗会が行われ、事前に交通ルールを学ぶ機会が設けられました。このように、地元の取り組みと連携し、安心して利用できる環境作りに注力しています。

拡大するサービスの展望

Limeは年内にポートを約50カ所、車両を200台まで増やす計画を立てており、利用者の増加に対応します。この新たなサービスが、石垣島の観光だけでなく、地域住民の日常にも役立つことを願っています。また、今後は日本航空（JAL）との連携も進められており、Limeの利用によってJALのマイルが貯まる仕組みも導入されるなど、便利なサービスが期待されています。