鎌倉の歴史的建物で味わう特別なアフタヌーンティーの魅力
2025年の春、鎌倉の「萬屋本店」が10周年と建物の100周年を祝います。この特別な機会に、歴史ある建物で贅沢なアフタヌーンティーが体験できるようになります。ここでは、日本の風情を感じながら、旬の食材を使用した美味しいスイーツを堪能できます。その魅力を詳しくご紹介します。
鎌倉の落ち着いた魅力を再発見
萬屋本店は、大正15年に建設された歴史的な建物です。この建物は、関東大震災後の復興の象徴として再建され、今も当時の面影を色濃く残しています。木造建築の温かさや、2尺の梁、さらには歴史的な販売許可証が保管されており、まるでタイムスリップしたかのような非日常の体験が期待できます。
特に、近年外国人観光客が増加する一方で、日本人が鎌倉の本来の静寂を楽しむ機会が減少しているため、萬屋本店のアフタヌーンティーは特に貴重な存在です。ゆったりとくつろぎながら、歴史を感じる贅沢な時間を過ごすことができます。
アフタヌーンティーの詳細
萬屋本店のアフタヌーンティーは、2025年の7月から9月の平日と週末にかけて限定開催されます。各回4組様限定で、予約は開催日の2か月前から受け付けており、2時間制で行います。アフタヌーンティーは、大正ロマンの雰囲気を感じる二階の執務室で催され、すりガラスや欄間の装飾が施された美しい空間の中で楽しむことができます。
提供される料理
アフタヌーンティーメニューは、鎌倉や湘南の新鮮なフルーツや野菜に加え、老舗酒問屋に由来する日本酒を使用したスイーツまで、多彩な食材で構成されています。セイボリー(お惣菜)6品、スイーツ6品にブレッド2品、フリーフローのコーヒーと紅茶を加えた全14品が楽しめます。料金は4,000円(税込)で、贅沢な午後を過ごすことができます。
具体的なメニュー内容
- - スイーツ:抹茶モンブラン、鎌倉産ブルーベリーのミルフィーユ、日本酒アイス「樽酒白雪」、和三盆とたまり醤油のクリームブリュレ、三浦メロンのコンポートなど。
- - セイボリー:鎌倉野菜のピューレや冷製カラスミのカッペリーニ、和牛タルタルのカナッペなど。
- - ブレッド:ブリオッシュとスコーン、クロテッドクリームとはちみつのセット。
社会課題への積極的取り組み
鎌倉では、観光地化が進む中で本来の落ち着きが失われているという社会的な課題が存在します。萬屋本店は、この問題に対し、「喧騒から離れた贅沢な体験」を提供することで、日本人のスローライフを再確認する場所として認識されています。特に、席の配置に配慮し、ゆったりとした時間を確保することで、訪れる人々が心からリラックスできるよう尽力しています。食後には、建物内の無料案内ツアーがあり、鎌倉の歴史的建築物の魅力を深く知ることができる機会も提供されています。
予約方法と開催日
2025年のアフタヌーンティーは、下記の日程で開催される予定です。
- - 7月19日(土)
- - 7月25日(金)
- - 8月1日(金)
- - 8月17日(日)
- - 8月22日(金)
- - 8月29日(金)
- - 9月15日(月・祝)
- - 9月28日(日)
詳細は萬屋本店のHPで確認して、忘れずに予約をしてください。特別なアフタヌーンティーは、日常の喧騒を忘れさせてくれる、記憶に残る体験となることでしょう。
店舗情報
- - 店舗名:萬屋本店(よろずやほんてん)
- - 住所:神奈川県鎌倉市長谷2-11-46
- - 建物:1926年(大正15年)建造、鎌倉市の景観重要建築物等に指定
- - 料金:4,000円(税込)
- - HP:萬屋本店公式サイト
是非この機会に、鎌倉の歴史を感じながら、特別なアフタヌーンティーをお楽しみください。