岡山大学の海外研修
2026-03-22 17:25:19

岡山大学の経済学部がカンボジア・ラオスでの海外研修を実施

岡山大学経済学部が行った海外研修は、2026年2月にカンボジアとラオスで実施され、参加者は両国の現状に直面しながら、社会的な問題を学ぶ機会を得ました。この研修は、特に経済格差や教育機会についての実態を知る重要な体験となりました。

カンボジアでは、訪問先としてトゥールスレン虐殺博物館を選び、クメール・ルージュによる悲劇の歴史に触れました。参加者は現地のシャンティ国際ボランティア会から、内戦の影響で生じた経済的・教育的な格差についての説明を受けると共に、実際に虐殺の影響を受けた孤児院で育ったチャンタ氏の工房も訪問しました。チャンタ氏は、彫金の技術を使い、戦争の記憶を形にしたアクセサリーを制作し、若者を雇用することで新たな教育の機会を提供しています。彼の取り組みは、内戦の傷跡を乗り越え、未来を切り拓くための象徴的な支援活動です。

また、ローゼル・ストーンズ・クメール社の西口三千恵代表からは、経営資金不足のカンボジアの学校に対する支援活動の成果について具体的に語られ、参加者は人道的な取り組みの実情を学びました。

ラオスでも、ビエンチャンのハッケオ学園やバンクン教員養成校附属小学校を訪れ、都市と地方間の明らかな格差を目の当たりにしました。株式会社マージオンのヌイ・ワンマニ・チャンニャケム氏は、コーヒー生産を通じて、貧困層に収入の安定をもたらし、教育機会を広げる努力について説明し、参加者は実践的なアプローチの重要性に気づきました。

研修を受けた学生たちは、極端な経済格差や教育の不平等を経験し、高度な学問を受けても必ずしも良い未来が保証される訳ではないことを理解しました。教育を受けることが単なる知識の習得にとどまらず、社会を変える力を持つと再認識しました。そして一人ひとりが夢を持ち、それを実現するために何を選び取るかが重要であることを学びました。

さらに、研修の前に発生したタイとカンボジアの軍事衝突の影響で避難している人々への支援も行うシャンティ国際ボランティア会の活動を通して、リアルタイムの支援事業に触れることができました。

岡山大学は今後も国際的な視点を持った教育を進め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを注視し、共創する大学として地域に貢献していきます。どのようにして教育が生活を変えていけるのか、今後の活動にも期待が寄せられています。


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