新たな文化の拠点「有隣堂 BASEGATE横浜関内店」がオープン

新しい文化の拠点「有隣堂 BASEGATE横浜関内店」の誕生

2026年3月19日、創業116年を誇る老舗書店、株式会社有隣堂が新たな店舗「有隣堂 BASEGATE横浜関内店」を横浜・関内エリアにオープンします。この新業態は、地域の文化と人々を結びつける拠点としての役割を果たすことを目指しており、書籍、マルシェ、コワーキングスペース、カフェ、ギャラリーなど多様な機能が融合した魅力的な空間となっています。

基本情報と店舗概要

「有隣堂 BASEGATE横浜関内店」は、旧市庁舎街区の「ザレガシー」内に位置し、全体の延べ約450坪を超える広さを誇ります。店舗は3つのフロアに分かれており、それぞれ異なるコンセプトで設計されています。具体的には、B1階には飲食店とギャラリー＆ショップ、1階にはライフスタイル雑貨や食物販、2階には書籍とコワーキングエリアが配置されています。

新しい書店のカタチ

新しい「有隣堂」は、従来の書店の枠を超え、読む価値と発信する場を両立させた交流型の書店モデルを導入しています。利用者は、静かな読書から、友人や家族との楽しいひと時まで、様々な形で過ごすことができます。この店舗は、関内地域における文化的な発信地としても機能し、地域クリエイターや文化施設とのコラボレーションによって、訪れる全ての人々に新しい体験を提供することを目指しています。

フロア構成

- B1F：CAFE & CULTURE

約140坪のスペースには、洋食ダイニングと喫茶エリアが設けられ、約80席の洋食ダイニングと15席のカフェが計画されています。定期的に行われる音楽イベントやカルチャーイベントでは、様々な表現が出会う場を創出します。

- 1F：MARCHE

約150坪のこのフロアでは、地元の食品やライフスタイル雑貨が揃い、季節とテーマに応じてPOP UPショップが展開されます。地元の魅力を発信し、訪れた人々が新しい発見を楽しむことができます。

- 2F：BOOKS & WORK

約160坪のこのフロアには、書店とコワーキングスペースが併設されており、予約やキャッシュレスに対応した流動的な利用が可能です。この場所では、文化施設とのコラボ展示も計画され、さまざまなアートやイベントが行われる予定です。

地域への貢献

有隣堂は地域社会とのつながりを大切にしており、「本のある暮らし」を育むための取り組みを続けています。関内に新たにオープンするこの店舗は、創業地である横浜の文化的な拠点として、地域の活性化にも貢献することを目指しています。また、スタジアム横バル街に出店する飲食ブランド「一角」との連携により、食を通じた新たな交流の場が生まれることが期待されています。

最後に

「有隣堂 BASEGATE横浜関内店」は、ただの書店ではなく、新たな交流と文化の創造の場として、多くの人に愛される存在を目指しています。開業を心待ちにしながら、横浜の新しい文化拠点としての成長に期待が寄せられています。横浜市中区港町に位置し、神奈川県の文化的なランドマークになることを目指す「有隣堂」。皆さんも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。