古着ブランド「3peace」が新たに全国3拠点で展開
古着ブランド「3peace」は、2025年11月に山梨県と滋賀県に新しい倉庫型販売拠点をオープンします。これに加え、大阪府で期間限定のPOP UPストアも開催され、初めての同時多拠点展開が実現することとなります。この新たな試みは、古着市場における流通の課題を克服し、より多くの人々に古着の良さを届けることを目指しています。
3peaceとは
「古着をもっと自由に、もっと身近に」という理念を掲げる3peaceは、古着を単なるファッションアイテムではなく、持続可能な資源として位置づけています。世界中で古着の需要が高まる中、供給過多や物流コストといった課題も顕在化しており、これらを解決することがブランドの使命です。
この理念のもと、3peaceは倉庫型販売の導入を行い、大量在庫を持ち、適正価格で古着を提供する環境を整えてきました。これにより、一般ユーザー及びプロのバイヤーが利用できる一歩進んだ仕入れ環境を実現しています。
新倉庫オープンの背景
1. 日本全国に広がる古着需要
古着はもはやトレンドに留まらず、生活文化として根付きつつあります。特に若年層の間でSDGsに対する意識が高まり、賢い買い物行動が定着する中、古着市場は急速に成長しています。しかし、供給側ではベール価格の高騰や、品質の二極化、市場へのアクセス格差といった課題が浮上しています。こうした状況を受けて、3peaceは「地方への倉庫分散」という新たな取り組みを決断したのです。
2. 地域に最適な立地
新たにオープンする倉庫は、山梨と滋賀の絶妙な立地に設置され、物流効率を考慮しています。山梨古着卸売倉庫は、首都圏からのアクセスが良好で、最低購入価格は3,300円(税込)と設定。在庫の大量保持が可能で、業者や一般客の利用に対応する体制を整えています。一方、滋賀の倉庫は京阪神圏へのアクセスが容易で、こちらは最低購入価格なしで1点から購入できるため、多くの入店客に開かれた機会を提供します。
倉庫が提供する独自の価値
新倉庫では、安定した供給と価格の安定化が実現され、地域バイヤーの負担も軽減されます。また、古着文化が地域に広がり、新たなコミュニティ形成の場にもなります。そのほか、イベントやセールなどの企画も随時行われ、訪れる人々に多様な体験を提供します。
大阪でのPOP UPストア
3peaceが開催するPOP UPストアは、倉庫の特別な体験を街中に再現する試みです。ユニークな商品が数千点から数万点規模で揃い、掘り出し物を見つけるワクワク感を楽しめます。これによって古着へのアクセスがよりスムーズになり、新たな顧客層の発掘やブランド認知の向上が期待されています。
開催日程は2025年11月15日から2026年1月31日の期間で、場所は大阪府門真市、営業時間は10:00から20:00です。
未来へ向けたアプローチ
3peaceは、古着についての理解を深めるための教育機関との連携や地域コミュニティとの関係強化にも注力していくとのことです。消費者の行動変容を馬力にかけた発信を行い、古着が持つ循環的な価値をさらなる置いて新しいスタンダードを導入していくでしょう。
古着はもはや「好きな人だけのもの」ではなく、誰もが自由に楽しむことができる文化へと進化し続けます。今後の展開に大いに期待が寄せられています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社3peace
- - 所在地: 神奈川県平塚市岡崎2976-1
- - 代表取締役: 加藤雄大
- - 事業内容: 古着卸売業、古着小売運営等
- - Webサイト: 3peace
- - 問い合わせ先: 0467-80-22244
3peaceがもたらす古着文化の未来に、ご期待ください。