箱根のポーラ美術館で「SPRING わきあがる鼓動」開催中！アートの力を感じる旅へ

箱根ポーラ美術館で春の芸術体験

箱根に位置するポーラ美術館では、現在「SPRING（スプリング）わきあがる鼓動」と題された特別展が開かれており、訪れる人々に春の息吹を感じさせる作品が紹介されています。本展は、命が再生する季節に合わせ、アートを通じて自然や人間の根源的な力を考察する機会を提供します。私たちの周囲には驚くべき自然と、その奥に広がる歴史が織りなす風景があり、それに気づくことで一層の感受性を高めていくことが求められています。

展覧会のテーマ

「SPRING わきあがる鼓動」は、アートにおける成長と、私たちが感じる生命の力に光を当てる展示です。絵画、彫刻、工芸、インスタレーションなど、多様な形式の作品が展示され、観る者の内面に響く体験を提供します。古くから自然と美術が共生する箱根の風土を背景に、過去と未来を結ぶ視点を提示する本展は、まさに想像の旅と呼ぶに相応しいものです。

出品作家の紹介

本展では、歌川広重や五姓田義松、青木美歌、名和晃平など、多様な作家による作品が一堂に会します。フィンセント・ファン・ゴッホやクロード・モネ、ポール・ゴーガンなどの印象派の巨匠たちも息づく展示です。各作品はそれぞれ独自のビジョンを持ち、観覧者を別世界へと誘います。特に名和晃平の展示は注目で、彼の作品には現代的な視点からの自然の捉え方が表現されています。

ヤマダカズキのHIRAKU Project

「SPRING わきあがる鼓動」に加え、同時にHIRAKU Project Vol.17として、若手作家ヤマダカズキの「地に木霊す」も開催中です。彼の作品は、色とりどりの石を用いた伝統的なモザイク技法で構成され、力強い視覚体験を提供します。所蔵作品の一部が紹介され、その繊細さと魅力を感じることができます。

ワークショップ

さらに、ヤマダカズキによるワークショップが2026年3月21日に予定されています。参加者は彼から直接技術を学ぶことができる、貴重な体験です。参加希望の方は、詳細を公式サイトで確認してください。

ポーラ美術館の魅力

ポーラ美術館は、2002年に開館し、印象派から現代美術まで幅広いコレクションを所蔵しています。美術館の周囲には豊かな自然が広がる遊歩道もあり、訪れる人々に四季折々の美しい風景を提供しています。開館時間は午前9時から午後5時までで、入館料は大人2,200円、大学・高校生1,700円、中学生以下は無料です。詳細については公式ウェブサイトを参照してください。

おわりに

春の訪れを感じさせる「SPRING わきあがる鼓動」と、ヤマダカズキの「地に木霊す」、この二つの展覧会は、アートを通して新たな視点を提供してくれます。この機会にぜひ足を運び、アートと自然の調和を体感してみてはいかがでしょうか。美術館での充実した時間が、あなたの感性をさらに豊かにしてくれることでしょう。