岡山大学とママタ首相
2025-12-22 02:01:21

岡山大学がインドのママタ首相に名誉博士号を授与し国際交流を強化する

岡山大学が栄えある名誉博士号を授与



国立大学法人岡山大学は、2025年11月12日に西ベンガル州のコルカタ市にてインドのママタ・バナルジー首相に名誉博士号を贈呈しました。これは、岡山大学にとってアジア出身の女性に名誉博士号を授与する初めてのケースとなります。授与式には、約2,000人もの関係者が集まり、岡山大学の那須保友学長が首相に名誉博士記を手渡しました。

名誉博士号の意義



この名誉博士号は、バナルジー首相が長年にわたり教育、福祉、保健分野で顕著な貢献をしてきたことを評価したものです。特に、彼女のリーダーシップのもと、女性や子ども、社会的弱者への教育機会の拡充や医療サービスの改善に向けた取り組みが高く評価されています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた道を開いていると言えるでしょう。

交流の深化



那須学長は、過去に開催された「ベンガル・グローバル・ビジネス・サミット」におけるバナルジー首相の講演にも触れ、彼女の未来に対するビジョンや民衆への思いに感銘を受けたと述べました。また、今回の名誉博士号の授与が日本とインド、そして岡山大学と西ベンガル州の友好関係を深めるきっかけになることを喜んでいます。

ママタ首相のスピーチ



名誉博士号受賞の際、バナルジー首相は「この名誉はベンガルの『母・大地・人々』に捧げるものです」と述べ、謙虚な気持ちでこの名誉を受け取ったと語りました。彼女は日本とベンガルの深い文化的・歴史的つながりに触れ、教育と文化が心を結びつける重要性を強調しました。さらに、岡山大学との連携に対する強い意欲も示し、今後の協力関係に期待を寄せました。

今後の展望



この名誉博士号の授与は、岡山大学の国際的なプレゼンスを強化する重要な出来事と考えられています。また、大学間協定を締結しているシスター・ニヴェディター大学との連携をはじめ、西ベンガル州内の他の大学と戦略的に協力し、学生や教職員の交流を通じた教育・研究の発展に貢献していく予定です。

今後も、地域の中核を担う特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みにぜひご期待ください。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支持する岡山大学は、今後も地域社会や国際社会への革新を引き続き推進していきます。


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