新製品「Sx2」発表
リーダー電子株式会社が新たに発表したハンドヘルド型の信号発生・解析・モニタリング機器「Sx2」、および上位モデル「Sx2E」は、映像制作や放送の現場に革命をもたらす製品です。この製品群は、これまで多くの現場で使用されてきたPHABRIXのSxシリーズを基盤に、現在の映像制作・放送ワークフローに合わせて進化させたものです。
豊富な対応性能
Sx2シリーズは、12G-SDIや4K UHD、HDRに完全対応しており、高解像度で広帯域な映像ワークフローに必要な帯域と性能を提供します。これにより、1本の同軸ケーブルで4K UHD信号を解析できるため、シンプルなシステム構成を維持しながら迅速に信号の品質確認が可能です。
特に放送や映像制作の現場では、12G-SDIによるモニタリングの需要が高まっており、これを支える製品として大いに期待されています。
直感的な操作性
Sx2シリーズは、タッチスクリーンとロータリーコントロールを取り入れ、操作性を大幅に向上。タッチスクリーンは高いレスポンスを誇り、従来のSxシリーズで高く評価されていた操作性をさらに進化させています。使用環境や作業内容に応じて、自由自在に操作できるのが特長です。さらに、オーディオモニタリング用スピーカーも内蔵され、画面レイアウトは最大8つまでカスタマイズ可能です。
高いバッテリー性能
フィールド作業を長時間行うことを見越した設計がなされており、USB-C充電に対応した大容量バッテリーを搭載。これにより、長時間の連続使用が可能で、バッテリー交換も簡単です。この特長は、ロケーション撮影や中継車での使用に非常に効果的です。
SDI解析機能の充実
Sx2には、SDI信号の詳細な解析やトラブルシューティングに必要なツールが網羅されています。ANCステータスやペイロードの確認、エンベデッドされたクローズドキャプションデコードなど、各種必要な機能が揃っています。
上位モデルのSx2Eは、物理層解析ツールを標準搭載し、コミッショニングやテストを効率的に行うことができます。独自のRTE™(Real-Time Eye)技術により、SMPTE規格への適合性に関する課題を迅速に特定する機能も備えています。さらに、リアルタイムSDIジッターウィンドウでは、複数の周波数帯域を同時にモニタリングできるため、詳細な解析が行えます。
HDR解析にも対応
オプションで追加する「SX2-HDR」ソフトウェアライセンスにより、様々なHDR機能も利用可能となります。信号発生や波形モニター、ベクトルスコープなど、SDR及び各種HDRフォーマットに対応しているため、多様な映像制作シーンでの活用が期待できます。
新技術に基づいた信頼性
リーダー電子のCEO、梶田浩至氏は、放送・メディアの業界におけるワークフローの厳しい要件に応えるためのテスト機器の必要性を指摘し、お客様の意見を基に開発したと述べています。これまで評価されてきたSxシリーズの技術を受け継ぎながら、確かな自信を持って業務に取り組める信頼できるツールを提供し続けることがSx2の目指すところです。
今後の映像制作や放送業界において、この新製品がどのように活用されるのか、期待が高まります。展示は2026年9月11日からオランダ・アムステルダムで開催される「IBC 2026」で行われる予定です。これからの展開に目が離せません。